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新版 蜻蛉日記 全訳注 講談社学術文庫

上村悦子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784065348048
ISBN 10 : 4065348048
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

美貌と歌才をもち、権門藤原氏に求婚された才媛が人生の苦悩を赤裸々に告白する、平安王朝の代表的日記文学。漁色癖のある夫への愛憎をはじめ、家族との別れ、子供の誕生と成長、旅行、参籠といった結婚生活のなか、自らのはかない身の上を書き連ねた日本初の私小説でもある。

藤原道長の異母兄弟である兼家の妻・道綱母が告白する、貴族たちの愛憎劇! 紫式部に影響を与え、数々の小説家が惚れ込んだ、文学史上屈指の告白小説であり、女流文学の先頭に立つ作品。原文、現代語訳、語釈、充実した解説に加え、地図や年表を備えた決定版!

【目次(抄)】
まえがき
凡 例

上 巻
天暦八年
天暦九年
天暦十年
天徳元年
天徳二年
応和二年
応和三年
康和元年
康保二年
康保三年
康保四年
安和元年

中 巻
安和二年
天禄元年
天禄二年

下 巻
天禄三年
元延元年
天延二年

巻末歌集
補 注
系 譜
地 図
年 表
解 説

*本書は、1980年に講談社学術文庫から刊行された『蜻蛉日記』上中下巻を一冊にまとめ、新版としたものです。

【著者紹介】
上村悦子 : 1908‐1999年。1933年日本女子大学本科文学科国文学部卒業。国文学(平安時代)専攻。日本女子大学名誉教授。文学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 優希

    自分の人生の苦悩が赤裸々に描かれていました。夫への愛憎、家族との別離、子供の誕生と成長などといった結婚生活の中で己の儚さを蜻蛉と例え他のだと思わずにはいられませんでした。日記でもあり、私小説でもある古典文学。切なくも面白かったです。

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