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昭和の銀行員 1 支店遍歴篇 1965-1971年

上杉幸彦

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784763420473
ISBN 10 : 476342047X
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2023
Japan

Content Description

昭和の銀行を実直に生きた、重厚な人間物語。昭和40年4月、学生運動に参加した日々を胸に秘め、不動産銀行本店に初出勤。新入行員研修では算盤と格闘。タイガー計算器を回し、伝票を繰って帳尻を合わせ、支店一丸で決算を乗り越えた懐かしき日々の記録。高度経済成長期を舞台に、激動する銀行業界に生きた「昭和の銀行員」の姿から見えてくるものとは―。『日債銀破綻の原罪』の著者が問う。「出世するだけが、人生の目標ではない!」

目次 : 序章/ 第1章 名古屋支店(新入行員研修(一九六五年四月)/ 名古屋支店赴任(一九六五年四月)/ 歓迎会(一九六五年四月)/ 楽しい週末(一九六五年五月)/ 北アルプス登山(一九六五年七月) ほか)/ 第2章 金沢支店(金沢支店着任(一九六九年一〇月)/ 歓迎会(一九六九年一一月)/ 事務合理化(一九六九年一一月)/ マイカー購入(一九六九年一一月)/ フォートラン作成(一九六九年一二月) ほか)

【著者紹介】
上杉幸彦 : 1943年生まれ、東京大学経済学部卒業。1965年、日本不動産銀行(1977年、日本債券信用銀行に行名変更、現あおぞら銀行)入行。名古屋支店、金沢支店勤務の後、事務管理部(その後総合システム部)にて総合オンラインシステム、海外店システム、外国業務システムの開発に従事。1998年、同行退職。文芸誌『白桃』同人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • KAZOO

    この作家さんの自叙伝で3冊出版されるようです。あまり読まれることのない作品ではあると思いますが、日本不動産銀行(のちの日本債券信用銀行、あおぞら銀行)に入行したエリートサラリーマン(麻布学園、東大経済学部出身)が学生時代からのご自分の日常を描かれています。不動産銀行では 名古屋支店、金沢支店に籍を置き事務管理部に転勤になるまで書かれています。エリートとは言いながら出世をめざさない、ということで銀行内でもあまり忖度せずに仕事をしています。当時の長期信用銀行の業務がどのようなものであったかがよくわかりました。

  • スプリント

    昭和の銀行員の生活が淡々と描かれている。 なにかドラマチックな出来事が起こるわけではないが 銀行員の業務や行員同士の交流など知らない職種の生活が垣間見えて引き込まれた。

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