Books

平清盛 「武家の世」を切り開いた政治家

上杉和彦

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784634548251
ISBN 10 : 4634548259
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2011
Japan

Content Description

長く日本史上の悪役として評価され続けた平清盛。様々な史料を用いて清盛の生涯を追いながら、虚像と実像を可能な限り見極めることで、日本の政治を武士が主導する新たな時代の幕を開けた清盛の姿を描く。

【著者紹介】
上杉和彦 : 1959年生まれ。東京大学大学院博士後期課程中途退学。専攻、日本中世史。現在、明治大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • カラス

    割と面白かった。清盛に関する知識はほとんどなく、火の鳥乱世編のハゲのビジュアルイメージくらいしかなかったけれど、この本のおかげで清盛に対する認識が少しだけ深まったと思う。清盛が、板ばさみとなったおかけで中間管理職めいた苦労をしていたというのは意外、もっと独裁者的なイメージがあったので。また、鹿ヶ谷の陰謀に対して、清盛のでっち上げとする著者の解釈も非常に印象に残った。もっとも、この解釈にはあまり賛成できない。なぜなら、もしそうなら、いくら何でも粗雑すぎるからだ。

  • hr

    読了。歴史における平清盛は、天皇家を蔑ろにする「朝敵」のイメージや、延暦寺や南都に対する態度などから「仏敵」のイメージを付与されてきた。それは、平氏の政権後に成立した征夷大将軍を頂点とする幕府体制が長期間続いてきたからで、幕府体制を是とするための存在として平清盛はすこぶる使いやすかった。幕府の存在意義の説明のために、必要以上に貶められた扱いを受けた清盛だった。それでも最近の大河ドラマで清盛を演じた渡哲也や松山ケンイチは、新しい清盛像を見せてくれている。それは本書のような研究がもたらしたものなのだろう。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items

HMV&BOOKS online Recommend