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地図で楽しむ京都の近代

上杉和央

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784833101820
ISBN 10 : 4833101823
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2019
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

地形図から透かし見る前近代の痕跡、あったかもしれない景観、80年前の盛り場マップ探検、くっきりと刻まれていた占領期京都の生活…地図をひもとけば、街の記憶たちが蘇る!

目次 : 1 京都近代地図さんぽ(京都と近代地図/ 「京都」なる領域を描く/ 長谷川家住宅所蔵「京都市明細図」を読む ほか)/ 2 地図に秘められた京都(西之京の前近代をさぐる/ 鴨川の橋をめぐって/ 吉田神社と共存する京都大学 ほか)/ 3 地図が語る、地図と語る(お俊伝兵衛と近代京都/ 水上勉の“五番町”/ 博覧会の風景 ほか)

【著者紹介】
上杉和央 : 京都府立大学文学部准教授

加藤政洋 : 立命館大学文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 六点

    「京都近代地図さんぽ」「地図に秘められた京都」「地図が語る、地図を語る」と名付けられた章から成立つ、極めて興味深いトピックで構成された本である、インフラ無くして近代都市は成り立たないし、その逆はない。地図に残された京都の姿は、その成立当時の状況を色濃く残している。京都は近代も変わり続けているというダイナミズムを感じさせられた一冊。

  • アメヲトコ

    2019年刊。京都市明細図をはじめ、近代京都のさまざまな地図を取り上げて知られざる都市構造を読み解く本。学校のプールに転用された御土居の堀の話とか、京大の折田先生像が建っていた何気ない築山の由来の話とか、占領期にGHQがつくらせた引込線の痕跡とか、何気ない風景にそういう意味があったのかと驚かされることが多く、楽しく読めました。

  • 田中峰和

    戦国時代の京都の通と建物や施設は、洛中洛外図屏風で立体的に理解できたが、この本では明治以降の京都を知ることができる。大正15年に刊行された「京都明細図」は通りの両側を埋め尽くすように町屋が描かれ民家と商家などの区別も分かる住宅地図だが、当時の暮らしぶりが理解できる。時代を経た戦後、GHQ占領時代の貴重な資料もある。45年9月25日の米軍進駐後、5日間で1万7千人の進駐軍が京都に入っている。今では観光客に人気のスポットになった岡崎公園周辺は動物園や公会堂など進駐軍用地と表記されている。これも戦災の一つだ。

  • nitti

    京都の古地図を手に入れたので合わせて眺めると面白い。もう少し土地勘があるともっと楽しめたのだろうな。

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