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みわたす・つなげる地誌学

上杉和央

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784772281225
ISBN 10 : 4772281223
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

目次 : 地誌学とは何か/ 京都を歩く―地誌学事始め/ 調査の方法―準備から道具、心構えまで/ 地図の見方・使い方/ 地域の描き方―地誌へのアプローチ/ 都市の個性―京都府宇治市/ 鉱工業都市―茨城県日立市/ 沿岸域をめぐる環境史―神奈川県川崎市川崎区旧大師河原村/ 雪と砂泥と共に生きる―青森県津軽平野/ 石に刻まれた地域らしさ―愛媛県西予市明浜町狩浜地区/ 世界遺産を地誌する―石見銀山(島根県大田市)/ 火山と共に生きる人々―有珠山周辺、北海道/ 「島」を考える―沖縄県北大東村/ 河川と共に生きる人々―ナイル川/ フランス・ワインのテロワール/ 国土を造った人々―オランダ/ 産業集積の地誌―シリコンバレー今昔物語/ アジア・大都市の発展と環境問題/ ブラジルにおける自然環境の開発史/ 巨大ハリケーンに襲われた町―ニューオリンズ、アメリカ合衆国

【著者紹介】
上杉和央 : 京都府立大学文学部准教授。1975年香川県生まれ。京都大学大学院文学研究科修了。博士(文学)。専門は、景観史および地図史。自然と人間の関係のなかで形成された景観の保存活用を支援している

小野映介 : 駒澤大学文学部教授。1976年静岡県生まれ。名古屋大学大学院文学研究科修了。博士(地理学)。専門は、沖積平野の地形発達史。日本各地の考古遺跡を対象として、人と自然の関係について調査・研究を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • お抹茶

    教職課程の地理科目用の教材。地誌学の事例は多いが一編の分量は少ない。わかりやすく授業展開のヒントが書いてあるわけではない。地域の要素を多様な視点でみわたし,それらを適切に繋いでいくことで地域の特徴を活写できる。地誌学は地域の学。雄弁に地域らしさを語る景観要素に耳を傾けられるかどうかが地誌学のスキルアップの鍵の一つ。臨海部が工業地帯から住宅地や商業地区へ,川野沿岸部が環境問題発生地から親水空間へと変容するのが環境政策による巨大都市景観の変化。

  • 三日月和泉

    地誌学の教科書。 地誌が単なる情報の羅列ではなく、テーマ性やストーリー性を持ち、語り手によって千差万別に語られるものであることや地誌学と似た分野である地域研究との違いなど地誌学の見方・考え方が概観できた。

  • Momoya Sho

    大学の地理教科書で一般向けに書かれたものではないが、関心のある分野であったので手に取った。地誌というとその土地の特徴や産物について漫然と羅列するだけという印象があり、これまでは教科書での「地誌学」ってなんだろうという感じだった。本書によると、人文地理や自然地理などの地理学の知見を応用して特定の土地について記述するのが「地誌学」であり、面白い地誌とはその著者の視点がユニークで個性が強く表れているもののことをいう、とのことであった。

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