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ISBN 10 : 4000614371
Content Description
「核」のない世界の実現に向けて、宗教はどんな役割を果たしうるだろうか。様々な宗教を背景に平和・非核を追求する活動に取り組んできた宗教者たちと、平和学、公共哲学などの研究者が一堂に会し、熱く語り合ったシンポジウムの記録。二〇一九年一一月来日時のフランシスコ教皇による長崎・広島・東京での講話・スピーチも合わせて収録する。
目次 : 1 核廃絶への道(核兵器廃絶の人道的要請/ 核のない北東アジアへ―核兵器禁止条約の役割/ 核廃絶とローマ・カトリック)/ 2 祈りと被爆証言(平和のための祈り/ “被爆証言”平和をつくり出す人たち―心の中に平和を/ “被爆証言”だから、バトンを受け取った―被爆した祖父の小さな一歩)/ 3 平和、非核、人類文明の未来―宗教者・研究者による対話(人の心の中に平和の砦を―立正佼成会の核廃絶への取り組み/ 生命の尊厳、平和の文化を求めて―創価学会の核兵器廃絶への取り組み/ 平和と統一、和解への課題―韓国における核問題とキリスト教会/ 「総被爆」の危機の時代に―原発銀座・若狭からの報告/ 平和と統一、和解への課題―韓国における核問題とキリスト教会/ 「総被曝」の危機の時代に―原発銀座・若狭からの報告/ ディスカッション(司会=島薗進 川本隆史、ケビン・クレメンツ、庭野光、寺崎広嗣、チョン・チュジン、中嶌哲演)/ 4 教皇フランシスコ 日本での三つのメッセージ(核兵器についてのメッセージ―長崎・爆心地公園にて(二〇一九年一一月二四日)/ 平和のための集い―広島・平和記念公園にて(二〇一九年一一月二四日)/ 上智大学訪問(二〇一九年一一月二六日))
【著者紹介】
島薗進 : 1948年生まれ。宗教学者。上智大学グリーフケア研究所所長。東京大学名誉教授。専門は日本宗教史。日本宗教学会元会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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