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デフレと円高の何が「悪」か

上念司

User Review :4.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784334035433
ISBN 10 : 4334035434
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2010
Japan

Content Description

モノの値段が下がり続けると私たちの生活はどうなるのか。日本が長期停滞から抜け出すためにはどうすればよいのか。勝間和代氏の共同事業パートナーである著者が、経済学の知見に基づいてわかりやすく解説する。

【著者紹介】
上念司 : 1969年東京都生まれ。中央大学法学部法律学科卒業(在学中は創立1901年の弁論部、辞達学会に所属)。日本長期信用銀行、臨海セミナーを経て独立。2007年より、経済評論家・勝間和代と株式会社「監査と分析」を設立。取締役・共同事業パートナーに就任。現在、勝間和代のブレーンの一人として、主に金融政策、財政政策、外交防衛政策等のリサーチを行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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デフレは既存の借入金の負担が大きくなる一...

投稿日:2021/06/19 (土)

デフレは既存の借入金の負担が大きくなる一方、固定収入を得る人間は利得が大きい。円高は輸出産業にとっては値上げに該当するため、これを改善するにはコストカットが必要。これらの放置は経済を悪化させる。これらを平易に説明した一冊。

DJもちお さん | 東京都 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • mazda

    デフレ下で税金を上げること、円高にシフトして輸入品を安くすることは、さらにデフレを悪化させる要因になる、ということがよくわかった。現在は円安に振れているが、それでも景気が上向かないのは貨幣が市場に不足しているからだろう。この本の内容を信じるなら、黒田バズーカをもう2,3年継続すれば、確実にインフレに向かうと思う。「お金の量を増やさないでインフレにできるわけない」って、この本を読んだら正にそうだと思いました。上念さんの説は、単刀直入で非常に分かりやすいと思います。

  • inokori

    類書は光文社新書にも他にもたくさんあるが,大学で経済学を修めてこなかった「経済学マニア」(そうは言っても元銀行マンであるし,現在も勝間和代の事業のパートナーで素人ではないのだが)がとにかく平易簡明に表題どおりの内容を説明してくれているところがウリ.2時間もあれば読める.あとは政府・日銀よ,さっさと・本気でデフレ退治に乗り出しておくれ!

  • やす

    デフレ問題の復習として読了。大雑把な部分もあるが大枠は掴める感じ(初版が6年前なので記事内容が少し古いのは仕方ない)

  • 夕刻

    主にデフレの「悪」について書かれている。インタゲ寄りの本ではあるが、それをさしい引いても十分に納得のいく内容でした。デフレは貨幣が足りない、なので貨幣供給を増やせば何でも解決、というわけにはいかないが詳しい話は類書で補完する必要がある。現状の問題を認識するにはうってつけの本です。

  • ぶらり

    「読んだ本」に入れるのが?の一冊。出だしは良いとして、徐々に「ターゲット政策論者」による「ターゲット論法」炸裂。城山三郎は関係ないでしょ。リフレ本。日銀が国債を引き受ける策も存在、但し財政赤字の拡大になるので慎重、消費税増税は不可避、英国は6月に増税。国債は国内消化しているからOK?これは暴論。因みにスティグリッツは2002年「政府紙幣」を提唱(後の議論は不明)。ハイパーインフレ懸念はないと思うが、私は資産バブルが心配。為替介入不胎化は当り!。法人税減税と分配論無し。「本懐」も井上政策を褒めてないはず。

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