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電力と政治 上 日本の原子力政策全史

上川龍之進

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784326351725
ISBN 10 : 4326351721
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2018
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

「原子力ムラ」はどのように生まれ、どのように強大化していったのか?そして「原子力ムラ」は90年代の危機をどう乗り越え、どのように復活したのか?さらに、それを支えた東電の政治権力・経済権力のすがたとは?福島第一原発事故が起こってから明らかになった原子力政策の「暗黒面」を、あますことなく描き出す!

目次 : 第1章 原発導入―政官業の思惑と対立の構図/ 第2章 活発化する反原発運動と暗躍する原子力ムラ/ 第3章 原子力冬の時代―東京電力と経済産業省の10年戦争/ 第4章 原子力ルネサンスの到来―暴走する原子力ムラ/ 第5章 東京電力の政治権力・経済権力/ 第6章 菅直人と原子力ムラの政治闘争―脱原発をめぐるせめぎ合い

【著者紹介】
上川龍之進 : 1976年生まれ。京都大学法学部を卒業。京都大学大学院法学研究科博士後期課程を修了、博士(法学)を取得。日本学術振興会特別研究員、愛媛大学法文学部助手、講師を経て、大阪大学大学院法学研究科准教授。専門は政治過程論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 山口透析鉄

    発売された頃に買った本をようやく読んでいます。何度も出てくる正力松太郎と中曽根康弘、そしてアベ周りも、見事にろくなことを何一つしていなくて、この辺は原子力関連の書籍を少し読めば幾らでも具体例が出てきます。 総括原価方式が諸悪の根源というのも同様で、こういう例はそれこそ広瀬隆氏の本にも出てくるくらいですが、私が大学時代に入らされた和敬塾の学生はこの辺、一切の理解もなくて、日本のしょうもない現実にウンザリしたまま今に至っています。 原子力をめぐる政治の通史としても良くまとまっています。

  • 青雲空

    上巻は民主党の菅政権まで。この後、戦後の逆コースのような原子力ムラの巻き返しが始まる。とはいえ、著者は原子力ムラも、その思惑通りには原発回帰を進めれていないと述べている。この本は、2018年に出版された。その時点ではそうだっただろうが、スガ、岸田で悪政が加速していることが絶望感を煽る。

  • Hiroo Shimoda

    電力政策の歴史。なぜ電力会社が原発を推進したか、なぜ影響力が強いのかが描かれる。「シンドローム」を思い返しながら読んだ。

  • takao

    表面的。

  • ミント

    ★★★★ 多くの参考文献をもとに全体としてよくまとめられている。 原発の導入は、政治家が科学者の意向を無視し、電力会社の経営者が通産省の介入を封じようとして非常に拙速に進められた。 欧米諸国では電力自由化が進むと原発の新増設は進まなくなった(リスクが大きい)。 女川原発(東北電)や東海第二原発(原電)は対策を行ったことで事故が避けられた。 東電は資金力により強大な政治権力、経済権力を行使してきた。

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