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生きのびるための犯罪 増補新版 よりみちパン!セ

上岡陽江

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784788518346
ISBN 10 : 4788518341
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

「回復」とは、薬やお酒への依存が止まることではなく、地域の中で、孤立せずに安心して暮らしていけること。哲学、障害学、社会学ほか各方面に大きな影響を与え続ける彼女たちの実践。長く入手困難だった1冊に貴重で最新の増補を付す。

【著者紹介】
上岡陽江 : 1957年生まれ。ダルク女性ハウス代表。精神保健福祉士。子どもの頃から重度のぜんそくがあり、小学校6年から中学3年まで入院生活を送る中で処方薬依存と摂食障害に。19歳以降、アルコール依存症を併発。その後、26歳のとき、回復プログラムをもつ施設「マック」につながる。1991年、友人とともに、薬物・アルコール依存をもつ女性をサポートする「ダルク女性ハウス」を設立、いまに至る。また、当事者への支援に加え、援助職への研修やスーパーバイジングなども務める。2016年4月、国際麻薬特別総会(UNGASS)に政府代表団顧問として参加。2018年より東京大学・熊谷晋一郎研究室における当事者研究事業に協力研究員として参加(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 袖崎いたる

    なんちゅーか、心ってやつを考えさせられたわ。これは多分に直前に安田登の『身体感覚で『論語』を読みなおす』『すごい論語』に目を通していたことが大きいんだろうが、そこでは心の扱いにくさが語られていて、それをうまく扱うために礼はあるのだと。しまいには心は元来AIすなわち人工知能なんだと言ってるわけだが、この、『生きのびるための犯罪』のなかで苦悩する女性たちのいずれもが満たされない心を指差しているのを思うにつけ、このAIを手放すその手放しというテクノロジーは問われてしかるべきなのではないかな。いわば非礼の礼として

  • はる熊猫

    自己責任論で突き放さずに、困った人がSOSを言いやすく、すぐに助けられる社会であってほしい。失敗しない人間なんていないのだから。

  • ころりん

    タイトル通り、彼女たちにとっての不法薬物所持や売春は、「生きのびる」ための方法だった。あまりにも、生きることが苦しかったり、生きる喜びなんて教えられず、安心も信頼もなさすぎて、それが「つらい」という感覚さえなかったから。他に方法があるなんて、知らなかったから。やっと繋がったダルクで、ミーティングをして、仲間を見つけて、それでも葛藤があって、その葛藤も力にしていく、ダルクの軌跡。あとがきで、高知から旅立つ前の会話が綴られる。僕の頭上を、その後のフライトが通り過ぎていったと思うと、見上げて手を振りたくなった。

  • Go Extreme

    あたしたちのこと: 薬物を使っているとき思っていたこと 捕まってよかったこと、悪かったこと 薬物依存症の女性のイメージって 学校や勉強とかについて思うこと こんな人がいたら、よかった ひとりじゃなかったんだね ずっとシラフで、生きていけるかな。 地獄の底は豊かだった あたしたちに必要なこと: 人権 (仮) は、ついたり消えたりする ポン・デ・リングの法則 日常という崖 こころが抜ける もしも、お母さんが死にたいと言ったら 死にたいというグチ 誰かに話す SOSを出してほしい 保障されているはずの権利

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