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Jアラートとは何か

上岡直見

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784846118099
ISBN 10 : 4846118096
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2018
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

今にもミサイルが飛んでくるかのような危機感が煽られ、Jアラートが鳴らされ、子どもまで巻き込んだ国民保護訓練が繰り返される。「地面に伏せて頭を守れ!」というが核ミサイルに有効なのか。「焼夷弾にバケツリレー」と変わらぬ発想ではないか。訓練の目的は、本当に国民の保護なのだろうか。朝鮮半島の緊張緩和に向けた模索が続くいま、社会的・経済的・技術的な事実に基づいて国民保護政策を見直し、本当の危険はどこにあるのかを考える。

目次 : 第1章 Jアラートは何のため?/ 第2章 有事法制と国民保護法/ 第3章 世界の核はどうなっているか/ 第4章 日本の核武装論/ 第5章 大量破壊兵器の被害/ 第6章 どこがどう狙われる?/ 第7章 避難はできるのか/ 第8章 平和のためのミサイル知識/ 第9章 軍事とカネのはなし/ 第10章 テロより危険な「内なる敵」

【著者紹介】
上岡直見 : 1953年東京都生まれ。環境経済研究所代表。1977年早稲田大学大学院修士課程修了。技術士(化学部門)。1977年〜2000年化学プラントの設計・安全性評価に従事。2002年より法政大学非常勤講師(環境政策)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • のぶ

    私、上岡氏を「鉄道の人」ぐらいに認識してました。何冊か読んだことがある氏の鉄道論は車両鑑賞とか乗り鉄とかの趣味本とは一線を画した、社会インフラのあり方を論じる高度な本であることが多いので一目は置いてたのですが、その認識もまだ甘かった(過小評価だった)ようです。本書は(乱暴に要約すれば)防衛論の本です。書名を単純に解釈してJアラートについて解説しただけの本だと思ったら大間違いで、Jアラートを入り口にして、日本の国のありように理知的な論調で警鐘を鳴らす深い内容の本になっています。多くの人に読んでほしい本です。

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