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カミュ『異邦人』を読む その謎と魅力 増補改訂版

三野博司

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784779116193
ISBN 10 : 4779116198
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2011
Japan

Content Description

世界で最も翻訳され、研究され、読まれてきた小説のひとつである「異邦人」。世界を魅了した名作の新しい読み方と、批評の全貌を提示し、好評を博した初版に、「テクストの外部を読む−カミュと「異邦人」」を増補。

【著者紹介】
三野博司 : 1949年、京都生まれ。京都大学卒業。クレルモン=フェラン大学博士課程修了(文学博士)。現在、奈良女子大学教授(文学部長)。日本カミュ研究会会長(国際カミュ学会副会長)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • hakonan

    カミュの異邦人が好きで、読みやすいという評判もあり読んでみた。実際、読みやすかった。異邦人をいくつかの方法で分析、紹介している。なぜ、自分が共感したのか、ということが理解できる。理解する際にアイデンティティをくすぐられるような多少気持ちの悪さも感じられた。誰しもそうだと思う。でも、読んで悪い気はしなかった。結構良かったと思う。

  • asdfg

    その他の作品にもいえるけれども、その作品を真に理解するのは難しいなと感じる

  • 雑草(仮)

    何度か『異邦人』を読んで、やはり内容が難解だったので購入。こういった考察本?て初めて読んだ。何気なく読み流していたムルソーの些細な描写や小道具等の繋がりが、僕の気づいていなかった彼の人間性を表していた。これを読む前と後で、ムルソーのイメージは変わった。終盤のムルソーの至った境地の意味も、少しは理解できたのが嬉しかった。さすがに文学論的読み方や、作者本人の経歴、エピソードにまで絡める読み方は難しいけど、これから物語を読む上で、より楽しめる、作者の意図や登場人物の心境の理解の仕方について、多くを学ぶ事ができた

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