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はじめての上流工程をやり抜くための本 システム化企画から要件定義、基本設計まで

三輪一郎

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784798114378
ISBN 10 : 4798114375
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2008
Japan

Content Description

システム化企画や要件定義、基本設計といったいわゆる上流工程は、実装のスキルが高いだけでは務まりません。エンジニアリング的に正しい結論を導き出すことはもちろん、その結論に至るように「議論をリードし」「関係者の合意を得て」「周囲の人間を巻き込んでプロジェクトをドライブする」スキルなどが求められます。加えて、業務とIT(コンピュータ)を含むシステム全体を見通せる視点の高さも必要です。求められるスキルの多い上流工程を「はじめてやり抜く」には、いったいどのような心構えで望めばよいのか、どのような準備が必要なのか、どのようなスキルアップの方法があるのか―その答えが、本書にあります。

目次 : 第1章 上流工程とは(情報システムとは/ BPRと情報システム化/ ITの知識が力の源 ほか)/ 第2章 新業務を示せ―システム化の方向性検討と計画立案(ご挨拶、その前に/ 事前準備と挨拶時の勘所/ 設計事務所の建築士としてお客様に接する ほか)/ 第3章 ITを位置づけろ―要件定義&基本設計(要件定義―業務を示せ/ 基本設計―「いきなりユースケース」はNG?)

【著者紹介】
三輪一郎 : 株式会社インフォメーション・ディベロプメントシステムインテグレーション事業本部副本部長兼SI第2部部長。株式会社プライドに入社後、システム開発方法論「PRIDE」の普及に務め、標準化並びに設計工程のコンサルティングを行う。教育コースの開発と講師も担当し、2005年度には内閣府CIO補佐官を勤めた。2007年、株式会社インフォメーション・ディベロプメントに席を移し、2007年10月より現職。開発の現場に席を移し、若手エンジニアの育成に尽力している。ITコーディネーター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • LibraBee!

    【★★☆☆☆】時間がかかったが、ようやく読み終わった。即活用でき、よんでよかった。実業務を通じ経験したものを、体系的に纏められた本で学び、再度実践は血肉になる実感があり良い。次回の上流工程をする際には、この本で復習してから着手したい。

  • masi

    「はて?これはなんでまだ決まってないんだろうか?」と思ったので確認のために読みました。やっぱり無いとダメだよなとか、ここは先送りしちゃダメだよなとかを再確認できました。考え方というより、思想の標準化が肝と思います。同じ標準の思想や目標を持って仕事をする方が効率的。2-3日使ってコアメンバーで同じ本を1冊読んで、目指すシステムの方向性を再確認してから案件を始めてはどうだろうか?まぁそれが共通フレームワーク2013じゃんと思うけど。というかそれは発注側も読んでよねと思う今日この頃。

  • papacy

    【少し堅苦しいが、的を得た要件定義の手法】ファシリテーションの本を多読した後だったので堅苦しさを感じたが、本書は上流工程のノウハウを包括的かつポイントをついて分かり易く書いてあった。下手なアンケートは害が多い、ヒアリング(聞き出す行為)とインタビュー(意図を持って確認する場)の違いなど、いろいろ納得させられた。少し古いので(2008年発行なので)改訂版を出して欲しいものです。

  • みーま

    今まさに業務で携わっている工程なのですが、顧客からSIerとしては認識されておらず、どうにも役に立っていないし頼りにもされていない自覚と反省から読みました。時間をかけてやっと読み終わったものの、まだ咀嚼できていません。ただ、顧客アンケートで「提案してくれない」と言われる理由や弊社がSIerといえない理由は理解できました。上司は「お客様が考えること」と言って待ちの姿勢ですが、プロのSEとして積極的に提案しなくてはいけなかったのだと、自分の業務への態度を反省しています。前半はとくに何度も読み返そうと思います。

  • ニカラグア

    自分にはまだ読むには早かった気がするけど、良書だった。上流工程にはお客さんとの折衝が必須で、知識に差がある相手のふんわりとした要望を掘り出す、営業としての基礎が大切になってくる。 個人的な所感だけど、エンジニア畑でずっとやってきた人は調整が苦手な人が多いイメージなので、事例のような感じでテクニックが書いてあったのはよかった。

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