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女たちが、なにか、おかしい -おせっかい宣言

三砂ちづる

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784903908878
ISBN 10 : 4903908879
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2016
Japan

Content Description

恋愛しない男女、不機嫌な夫婦、見失われる人間の本能…に活を入れ、若者の可能性、受け継ぎたい知恵、外国で見つけた希望の芽…を言祝ぐ。ミサゴ先生の耳にイタく、心にあたたかい話。

目次 : 第1章 女たちよ(“すばらしいお産”ができなかったって?/ フリーセックスと同棲/ 男は弱い/ 女は“女々しい”/ 女子大の役割)/ 第2章 本能(「股に布」怪談/ 完璧な意志/ マルグリット・デュラス/ 見えているもの1/ 見えているもの2/ 引く力)/ 第3章 人間の暮らし(洗濯/ 働く人/ 手仕事/ 後天的天才/ 一ヘクタール/ 民族衣装)/ 第4章 あなたの望んだ世界(あなたの望んだ世界/ 安産/ 幻想であっても/ キューバ再訪1/ キューバ再訪2/ エルサルバドル、そして再びキューバのこと/ エメランス)/ 第5章 愛することと祈ること(供養/ 形式/ FGM/ LGBT/ 夜は怖いもの/ 愛する力)

【著者紹介】
三砂ちづる : 津田塾大学国際関係学科教授、作家。1958年、山口県生まれ。兵庫県西宮市で育つ。京都薬科大学卒業。ロンドン大学Ph.D.(疫学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • fwhd8325

    タイトルから、もう少し軽い内容かなと想像していましたが、しっかりとご自身の考えが現れている内容です。個人的な考えでは、なにか、おかしいのは女性に限ったことではなく男もおかしい。生意気なことを言うようですが、なにか目に見えないものに長い時間をかけて洗脳されてしまっているんじゃないかと考えることがあります。この著書は、うるさ方的な内容ではないのですが、こういうことを考えている大人がいるんだと、少し勇気づけられるように感じます。

  • にゃんた

    三砂先生を知ったのは、ばななさんとの「女子の遺伝子」で。この方面白いとおもったけど、この本もまた期待以上のものだった。世代的にも数歳違いで、言ってることが感覚的にもわかると感じる。母子保健関係の仕事をされてきて(大学教授でもある)、その生と性と死に関する話は興味深い。人間の生き物としての本能って不思議だ。お節介なおばちゃんというのが案外好きだ。自由人にも憧れる。こういう人がそばにいて、いろんなことを教えてほしい。

  • Salsaru

    キューバ医療の話がよい。それ以外は、印象がない。

  • もも

    私が私らしく生きていくとは、金銭の受け取りを中心とする他人からの社会的評価、という言葉にドキッとした。 見返りもなく誰かを思う気持ちを忘れかけていた気がする。

  • サカナ

    最後の「愛する力」という項目。 なんか、私の中にあったもやもやがわかって、どっと涙が出てしまった。笑 自分は社会に出てバリバリ働くことから逃げた半端者で肩身が狭い、と何年も思い続けて今に至るけど、もっと今の自分を肯定して生きなければ損だなぁと思わされた。 もっと働かなくていいの?お金は必要じゃない?貴女は何やっても続かない。そういう言葉に晒されて、でもうまくバランス取れなくて。前職を辞めた後、そして子どもを産んでからずっと抱き続けた思いが少しだけ晴れたかもしれない。

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