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図書館への私の提言

三田誠広

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784326098286
ISBN 10 : 4326098287
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2003
Japan

Content Description

ベストセラーを複数そろえる、いわゆる「複本」問題をきっかけに起こった、図書館と作家・出版界との対立を調停し、共存の道を探る1冊。図書館への正当にして過激な提言。

【著者紹介】
三田誠広 : 1948年大阪府に生まれる。1973年早稲田大学文学部卒。1977年『僕って何』で芥川賞受賞。現在、作家、日本文芸家協会常務理事・知的所有権委員長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • izw

    「図書館は無料貸本屋か」という議論が盛んだった2003年の出版。三田誠広が日本文芸家協会の知的所有権委員長として、ベストセラーの過剰な複本を止めるよう、複本の予算を他の教養書にまわすよう、そして、著作権者が金銭的に還元される仕組みの導入を訴えていた。司書課程の関連図書にあり、読み返してみた。図書館の予約が数百人になる本で複本が数十もある、それが売り上げを減らしている、その相応文を補填してほしいという主張である。当時、図書館側と議論が平行線だったが、その後納まってしている。双方納得したわけでもないだろうが。

  • ハヤカワショボ夫

    図書館本を読んでみた。三田氏については他にも興味深い本(空海等)を色々と書かれています。読んでみて図書館で働いているものとしては耳が痛い問題点が提示されています(無料の貸本屋、複本、コピー機問題)が文章が優れていてスーッと入ってきます。公共図書館は本来文化の振興の存在だったのですが「文明は文化を駆逐する」から利便さや利用しやすさに走り、さらに電子情報などの社会的状況も加わって本来の役割を見失っています。公共貸与権を保障し「ライブラリー価格」を導入することで著作者の保護をする提言でした。卓見です【図】★★★

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