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歪つ火 1 角川ホラー文庫

三浦晴海

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784041145401
ISBN 10 : 4041145406
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2024
Japan

Content Description

会社での歯車のような渇いた日常から逃れるために、山奥のキャンプ場を訪れたソロ・キャンパーの水瀬友美。ふとしたきっかけで他のキャンパーたちと交流を深める。しかし翌朝になるとなぜかキャンプ場の外へ出られなくなり、昨日出会った人たちからは、まるで初対面かのように挨拶される。そして昨日とまったく同じ今日が始まった。一体何が起きたのか。閉鎖されたキャンプ場と、同じことを繰り返すキャンパーたち。尋常じゃない雰囲気に震える友美はこの異常な世界から逃れようとするが‥‥。

【著者紹介】
三浦晴海 : 2021年、小説投稿サイト「カクヨム」で発表した「屍介護」が話題となり、22年同作でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • のりすけ

    ソロキャンプに行ったらキャンプ場から出られません、なのに他の人達は全然深刻じゃない、ナゼナノカ?「そうなんじゃないか」と言う予想通りの結末に落ち着くも、主人公のちょっと勝手な部分にイラァと来たり。導入部がもたついてるのが残念、中盤以降のスピード感を序盤から出してくれたらな〜。したら謎のあれこれも回収できたろうに。

  • キナコ

    帯にひかれて購入。ソロキャンプをする女性が怪異に巻き込まれていくストーリー。閉鎖的な環境かで起こる異変の数々。周りの人々は信じられず、逃げたくても逃げられないサスペンス混じりのホラー。読了後の後味の悪さは残るが、途中のストーリー展開で起きる不気味さが印象的。ただ、何故儀式が始まったのかとか、タイトルの意味とかのが謎のままなのがちょっと残念かな。

  • ゆん

    キャンプ場で一夜を明かすと翌日に異変が…キャンプ場から出られない!? おまけに前日に知り合った他のキャンパーは昨日の事を覚えていない…。 なんだこれは、何がどうなってるのか気になって気になって夜を徹して読んでしまった。 読みながら言い知れぬ不安感に包まれて、どんどん戦慄を覚えていった。 戦慄するキャンプホラーだけど切なさも残る不思議な作品でした。 とても怖面白かったけど、すべてを知ったあとは再読できないなって思いました。

  • おかだ

    涼を求めてホラーを。会社行きたくねぇから有給取ってソロキャンプに出かけた主人公、1泊した朝にキャンプ場から出られなくなっていた。他の人々は皆昨日の事を覚えていない…囚われ脱出ホラーだけど、読んでてほぼ予想ができてしまう流れだった。そういう状況だからこそ育まれる感情もあって、2人の別れの場面は切ないやろな…とか想像してたけど、意外とあっさりだった。恭子の事はもっともっと深掘りして欲しかったなぁ…と思ったり。しかしソロキャンプで「皆でキャンプファイヤーしよ〜☆」のノリに巻き込まれたら嫌やなぁ…とかは思った。

  • 四弦桜

    切ない…。 友美が向かったキャンプ場。そこで出会った人達と共に一夜を過ごし目を覚ますと… 想像してたループものとは違いガッツリホラー‼️ 正直色々疑問点も残るが、ミステリ要素キャラ立ちなど個人的にはめちゃくちゃハマった✨この作品、もう少し色々と煮詰めたらかなりの傑作になると思う。 次作も大いに期待出来る作家さん!

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