Books

孤独が消費を増やす 推し活・レトロ・古着・移住 平凡社新書

三浦展

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784582860375
ISBN 10 : 4582860370
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2023
Japan

Content Description

パートナーや家族がいてもどこか孤独を抱えている現代人。いま、その「孤独」が消費を増やしている!推し活、美容、お笑い、クラウドファンディング、昭和レトロ…。これまで数字に現れてこなかった消費行動の深層には「孤独」があった。さらに、最新商品への関心が薄れ、中古品消費が増えているのも重要な変化だ。それは人々に「つながり」をもたらし、特に古着屋は地方再生のキーになりつつある―。最新調査から見えてきた新たな「脱消費的消費」の形。いまとこれからの日本を展望するための必読書!

目次 : 序 消費は今、地下で拡大する/ 第1章 推し活は孤独者の宗教である/ 第2章 お笑いと美容も孤独が消費を増やす/ 第3章 一億総応援社会/ 第4章 昭和レトロは孤独な中年男性の癒し/ 第5章 古着が消費を変え、地方を再生する/ 事例レポート1 古着屋が街を変える/ 事例レポート2 地方移住―定年後に真鶴に住んだ男性は何を感じたか

【著者紹介】
三浦展 : 社会デザイン研究者。1958年新潟県生まれ。一橋大学社会学部卒業。パルコ『アクロス』編集長、三菱総合研究所を経て、99年、カルチャースタディーズ研究所を設立。消費社会、家族、若者、階層、都市などの研究を踏まえ、新しい時代を予測し、社会デザインを提案している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • よっち

    これまで数字に現れてこなかった消費行動の深層には「孤独」があった。最新調査から見えてきた新たな「脱消費的消費」の形を紹介する一冊。パートナーや家族がいてもどこか孤独を抱えている現代人の「孤独」が消費を増やしているとして、推し活やお笑い、美容、クラウドファンディング、昭和レトロという事例を検証。後半は古着が消費を変えて地方を再生するとして、具体的な事例をレポートしていく構成になっていて、前半のデータをもとにした検証はなるほどなと感じる部分があったものの、後半は自論を前提としてやや牽強付会な印象がありました。

  • はるき

     面白かったけど、タイトルと中身に若干のズレを感じます。孤独を埋めるための消費の中身と行動原理が変わってきたのは分かりますが、後半が古着に偏り過ぎかな?

  • てくてく

    タイトルにひかれて購入して移動の際に読み進めたが、文体と主張が合わなくて、著者を確認したところ三浦展さんで、なんとなく納得するところがあった。著者の本はこれまでも何冊か読んでいて、タイトルやテーマ、切り口は良い感じながらも読み進めていくと何だかなぁと思うことが多くて、今回もそうでした。身の回りの経験から感じたことを取捨選択したデータを用いてなんとなく説得力を持たそうとしている感じと、企画を受け取ってとりあえず仕上げた感が、私には強く感じられて無理でした。

  • お抹茶

    後半は著者がはまった古着の話。経済成長しない日本でもSDGsのニーズとマッチする古着市場は成長する。恋人の有無と推し活の相関は女性のみあり,下流になるほど恋人のいない女性は推し活消費が多い。上流で孤独な人はお笑い消費が多い。アイドルグループもスポーツ選手もお互いに励まし合い,それを見たファンが応援し,彼らもファンに感謝するという相互応援的構造になっている。昭和レトロ消費は20代に多く,文化情報を持つ4年制上位大学卒が明らかに多い。古着や古本は覚悟もリスクもいらない場所で売れて,まちづくりの実践にもなる。

  • saladin

    所謂”推し活”が今現在なぜこれほど普及したのかを知りたかったのだが…。一応、アンケート調査を経てその分析をしているのだが、結局、著者が”こう思う”といった程度のもの。一人一人になぜこう答えたのかを聞いているわけでもないだろうし、実際のところはよくわからないままだった。”孤独”が”推し活”普及の要因の1つであろうことはなんとなくわかるけれど、当然それだけではないだろうし。後半の古着屋による地方再生の話は”孤独”とはまったく関係がない。著者の得意分野なのだろうが、なぜ本著に収録したのか…。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items