Books

人間の居る場所

三浦展

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784880593937
ISBN 10 : 4880593931
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2016
Japan

Content Description

目次 : 第1部 都市とは何か(都市は自由な人間の居場所―郊外と地方の未来/ 都市計画からはみ出すのが本当の都市である)/ 第2部 都市を人間の場所にする(みんなで面白がって街をつくるラテンのスピリットを/ 物を拾って工夫して使う暮らし/ プライバシー偏重の標準世帯幻想を超えた地域社会圏づくり/ 人間の居る場所はつくることができる)/ 第3部 僕もコミュニティデザインをやってみた(吉祥寺と福井をつなぐ/ 横丁から都市をかきまわす)/ 付論 見田宗介という私のユートピア

【著者紹介】
三浦展 : 1982年一橋大学社会学部卒業。(株)パルコ入社。マーケティング情報誌『アクロス』編集室勤務。86年同誌編集長。90年三菱総合研究所入社。99年「カルチャースタディーズ研究所」設立。消費社会、家族、若者、階層、都市などの研究を踏まえ、新しい時代を予測し、社会デザインを提案している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • Nobuko Hashimoto

    「都会」や「都心」と「都市」とを区別し、「都市」を「都市」たらしめるものは人の交流であると定義する。だから、郊外でも、首都圏ではない地方でも、そこにいる人たちでそこにしかないこと(歴史や緑や営み)を大事にすることで、「都市」的な魅力に満ちた空間を創ることができると主張する。それを体現するような実験的な試みや先駆的な経済活動を具体的に紹介している。講演や対談などを集めたものなので、一冊の本としてのまとまりにはやや欠けるが、事例や文献の紹介など細部に参考になる点がいくつもあった。

  • RYOyan

    「住みやすい」とか「暮らしやすい」という価値の他に「生きやすい」とか「楽しみやすい」という要素を入れて、住む街を選びたいと思った。

  • デジタル、アナログ関係なく道具はどんどん発達し、それに比例して「工夫」に費やす時間は短くなっている(要求されるスキルは高度になっているが)。それは、言ってしまえば他人の思考へのただ乗りであり、予定調和を打ち破るパワーを削がれることにもなる。自分を生かす暮らし、他者の役に立てる暮らしをいかに創造するか、古くて新しい価値観を示してくれる本でした。

  • yahiro

    ★★★☆☆ 住みやすい街とは何か、活気のある街とは? ということを主眼に書かれた本。といっても、総合的な議論ではなく、「活気のある街ってこういう街だよね」というような、悪くいえば妄想みたいな話が多い。しかし、人がたくさんいる吉祥寺よりも、その隣の西荻窪のほうが人々の顔が見えて活気がある、吉祥寺は商業施設とアルバイトばかり、という意見は面白かった。

  • しお

    対談者の一部に見られる「面白い人間」「つまらない人間」を区別する姿勢が、無知で傲慢で気に食わない

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items