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八獄の界 死相学探偵 6 角川ホラー文庫

三津田信三

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784041049082
ISBN 10 : 4041049083
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2016
Japan

Content Description

黒術師を崇拝する者たちがいる。黒い欲望を持った人々を犯罪へいざなう、恐るべき呪術の使い手・“黒術師”。黒捜課の曲矢刑事から、黒術師が崇拝者を集めたバスツアーを主催すると聞かされた俊一郎は、潜入捜査を手伝うことに。危険を承知で潜入した俊一郎だったが、バスツアーの参加者全員に、くっきりと死相が視えていて―。俊一郎たち参加者を次々と襲う、怪事件の真相は!?「死相学探偵」シリーズ、絶体絶命の第6弾!!

【著者紹介】
三津田信三 : 奈良県出身。編集者をへて、2001年『ホラー作家の棲む家』でデビュー。ホラーとミステリを融合させた独特の作風で人気を得る。10年『水魑の如き沈むもの』で第10回本格ミステリ大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • sin

    読み物としては面白いが、何とも歯切れの悪い感じがする。黒術師という存在を持ち上げすぎじゃないだろうか?主人公が陥るこの状況に対する説得力を持たす含みがあるのだろうが、それならまるまる死相学探偵とは別の独立した物語として読みたかった。僕にゃんがあれの正体を見破れなかったことも、何やら取って付けたような締めくくりに思えてしょうがない。で、結局バスツアーの目的は何だったのだろう?

  • HANA

    シリーズ六作目。今回は影で暗躍するだけだったラスボスが思いっきり表に出てきている。しかもシチュエーションはクローズドサークル。脱出不可能な場所で一人ずつ殺されていく登場人物と魅力的な要素たっぷりでした。真相以外は……。逆転の発想は意外と嫌いじゃないんだけど、現実のロジックが完全に通用しないミステリはミステリたりえるのか等と考えさせられてしまった。それもかなり力技入ってるし。あと霧から現れるものも、実際に姿を現すとなんだかなあという感じに。うーん、バカミスというか怪作という言葉がぴったりの一冊でした。

  • たか

    めっちゃおもろかった。予想を裏切る展開やった。こんな話を創造できる三津田さんてすごいとおもった。

  • じゅんぢ

    こういった閉鎖的なホラー書くのが相変わらずうまいと思う。僕にゃんには早くたちなおってほしい。

  • 眠る山猫屋

    面白かった!色々突っ込み所はあるけれど、一気呵成に読めました。黒術師が呼び掛けたバスツアーに潜入した俊一郎。まさに四面楚歌、四面楚歌くらい読者は知ってるよ(苦笑)異世界に閉じ込められた面々を襲う怪現象はそんなに(三津田さんにしては)怖くはないけれど、疑心暗鬼な展開、解けない謎、迫り来る終焉と、畳み掛ける流れに流されちゃいました。ツアーのメンバーもキャラクターが立っていて、助かる人助からない人、不満もあったが、それもリアルかな。

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