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脱グローバル化が日本経済を大躍進させる

Takaaki Mitsuhashi

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784413038683
ISBN 10 : 4413038681
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2012
Japan

Content Description

「グローバル化の流れに乗り遅れるな」―。こうした“グローバリズム絶対論”によってもたらされたのは貧困と失業、そして所得の減少だけだった…。メディアを賑わす注目の経済評論家が、国民所得の観点から「脱グローバル」を説き明かす。

目次 : 第1章 グローバル化が世界に失業と貧困をもたらす仕組み(現在は“第二次グローバリズム期”/ 各国の規制や法律をも変えてしまう ほか)/ 第2章 壮大な失敗に終わった、ユーロという“究極のグローバル化”(緊縮財政はデフレ推進策/ 大企業が脱出し始めたスペイン ほか)/ 第3章 「所得の増大」こそ日本に本当の豊かさをもたらす(デフレは民主主義に危機をもたらす/ 「極端なこと」を言う人に要注意 ほか)/ 第4章 日本経済を大復活に導く“お金の好循環”(所得を生み出すお金は「常に」ある/ お金の流れがわかるシミュレーション ほか)/ 第5章 脱グローバル化で所得と雇用を取り戻す!(貿易とは国同士の「雇用と所得の奪い合い」/ グローバル企業は誰のためにあるのか? ほか)

【著者紹介】
三橋貴明 : 作家、経済評論家、中小企業診断士。1994年、東京都立大学(現首都大学東京)経済学部卒業。外資系IT企業ノーテルをはじめNEC、日本IBMなどを経て2008年に中小企業診断士として独立。経済指標など豊富なデータをもとに、経済を多面的に分析する。単行本執筆と同時に、雑誌への連載、寄稿、テレビへの出演、講演活動など多方面で活躍している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • さきん

    「グローバル化は止められない。その流れに乗り遅れるな」──。そんな“グローバリズム絶対論"が日本社会の隅々にまで浸透している。だが、それによってもたらされたのは貧困と失業、そして所得の減少であり、多くの人が苦しみ続けている。そして日本では、これから「究極のグローバリゼーション」であるTPPへの加盟への動きが進められようとしている。どうすれば日本経済を復活させ、日本が本来もっている豊かさを享受できるようになるのか。メディアを賑わす注目の経済評論家が、国民所得の観点から「脱グローバル化」を説き明かす。

  • 1.3manen

    要点がゴシック太字でわかりやすい。グローバル化の最大の問題点は、一国の危機が他国に伝播し、世界中に拡散すること(6ページ)。A.センはグローバル化の光の面を指摘していたが、影の部分も両方見ておかないと、グローバル化の正しい評価はできないのだ。日本企業がFDIを増やしても国内財政健全化しないし、GDPにも貢献せず、雇用も増えない(60ページ)。成長戦略というとき、ラトゥーシュは脱成長というため、新産業を福祉などに創出していかないと、という議論もあるが、大変な時代であることは確かだ。人口減少で生き延びるには?

  • pinedown10166

    グローバリズムの真偽を全く疑っていなかったが、この本を読むことで反グローバリズム論者の主張を知ることができたので良かった。個人的に日本は大好きなので、将来は国内企業で海外に質の高い商品を売る仕事に就くと結果的に国力が増加して自分も嬉しくなるなと思った。

  • jack

    「諄いくらいで、丁度良い。新自由主義者共は、これでも解らん。」☆4.8

  • BluePlanet

    2012年12月25日発行。グローバル化はこれまで日本経済にとって良いことだとずっと思っていたが・・・。確かにグローバル化により工場が海外にできると、海外で雇用と所得が創出され、海外に税金が落ち、海外のGNPに貢献する。日本には配当所得によりそれなりの効果はあるが・・・国内の雇用が海外に奪われ・・・配当所得よりもGNPにとってはマイナス効果が大きいようですね。それにしても、欧米主要国の多くで、グローバリズム、特に資本移動の自由に関する見直し議論が発生していたとは。今後、日本の企業の取るべき政策は???

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