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ミャンマー 驚きの素顔 現地取材 アジア最後のフロンティア

Takaaki Mitsuhashi

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784408110202
ISBN 10 : 4408110205
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2013
Japan

Content Description

ミャンマーブーム到来目前の必読書!


軍事政権から民主政権に変貌したミャンマーはこれから、驚くような発展を遂げようとしています。2015年のASEAN経済統合に向けてミャンマーはさまざまな大きな経済プロジェクトが進行。巨大なティラワ経済特区やダウェイ経済特区の開発が、日本企業の協力・支援を背景に大きく動き出そうとしています。また、日本の大和総研が中心となって証券取引所の開設に尽力しております。ただ、問題が山積しているのも事実です。インフラ整備が驚くほど遅れているために、工場建設、誘致もままならないのです。最大都市ヤンゴンでも停電が頻繁に起きます。また、通信施設も脆弱で、高速道路も「波打っている」ような状況です。


こうした中、経済ジャーナリストの三橋貴明氏にミャンマーを視察してもらい、同国の実態を見てきていただきました。同氏はミャンマー国民の質の高さに感銘を受け、人件費が中国の6分の1の低水準にあること、さらに識字率が高いことが、今後、日本企業のミャンマー進出の有力な動機づけになると判断しております。そして、見逃してならないのは数社の日本企業が軍事政権化で経済封鎖されている局面でもミャンマーから撤退せずに頑張って踏みとどまったことです。こうした企業はこれからミャンマーで大きく開花すると三橋氏は判断しております。人口6500万人の国家、ミャンマーはアジア最後のフロンティアとして世界各国が注目しており、街は一層、にぎやかになると見られます。


日本政府も安倍晋三総理が2013年、多くの日本経済人とともにミャンマーを訪れ、大歓迎を受けました。ミャンマーは世界屈指の親日国であり、この国の成長は間違いなく、日本に経済面もさることながら、安全保障面でも大きなメリットをもたらします。軍事政権に後戻りできないミャンマーは、民主国家として前に進むしかありません。こうした中、同国に古くから進出した日本企業が体験した貴重な、誰も知らなかった苦悩話を本書で明らかにしました。このことは、これから同国の進出を考えている企業にとって、大変参考になることは間違いありません。また、苦難を乗り越えた駐在員の姿勢は、多くの一般ビジネスマンに対しても興味をそそる内容になったと確信しています。さらに同国は観光立国としての可能性もあり、日本人とミャンマーの距離は将来、一層縮むものと推測されます。一段と身近になるミャンマーはどのような国なのか、それを正確に知ることが出来る数少ない1冊です。




【著者紹介】
三橋貴明 : 経済評論家・中小企業診断士。東京都立大学(現:首都大学東京)経済学部卒業。外資系IT企業、NEC、日本IBMなどを経て2008年に中小企業診断士として独立。経済指標など豊富なデータをもとに経済を多方面に分析する。単行本執筆と同時に、雑誌への連載・寄稿、各種メディアへの出演、講演活動など多方面で活躍している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • slowlifer

    1962年軍事クーデター。ビルマ社会主義計画党による一党独裁。社会主義路線を歩み鎖国状態。1987年国連が最貧国指定。2003年米、EUが経済制裁。2012年制裁が解除され外資が一気に流入。言論弾圧法、デモ禁止法、新聞・雑誌の検閲も廃止。オフィス賃貸料は70〜90ドル/uで赤坂、六本木なみ。ビルマ族を中心とした多民族国家。敬虔な仏教徒。民度や品格は極めて高い。治安は日本以上に安全。ジニ係数:0.4暴動、0.5社会的動乱。格差社会だが農業大国、気質、軍部の圧政もあり動乱には至らず。民主化根付いてほしい。

  • Koichi Tamura

    ミャンマー旅行の前の情報収集。

  • BluePlanet

    ★★★★☆ 2013年9月4日発行 来週ヤンゴンへ出張に行くことになり急遽購入。三橋氏の現地取材をベースに最新のミャンマーの情報がよくわかる。単なるヤンゴンの経済や観光情報ではなく、これまでの日本とミャンマーの関係にも触れながら、素顔のミャンマーに触れている。親日家が多いミャンマーではあるが、第二次大戦中の事もあり、現在のミャンマーの歴史教科書では日本もイギリスも共に悪と教えられていると言う。国民の9割が仏教徒である為犯罪は少ないが、少数民族との対立が激しいようだ。バガンには是非一度行ってみたいと思った。

  • turtle

    現在進めているミャンマープロジェクトの参考に読みました。ホテルの高さは早くどうにかして欲しいですが、また行きたくなります。

  • はる

    ミャンマー観光のために少しでもミャンマーを知るために本書を読んだ。 複数の民族で構成される連邦国家であったことを再認識した。 色々と問題があるが東南アジアで生活しているのでで特に生活内容に驚くほどの出来事はなかった。 10-20年前のタイと同じ環境に似ている。 数十年前の工場建設に携わったわけではないのでよくわからないが、 そのノウハウはミャンマーでも生かされると思う。 楽観的だが、東南アジアで日本企業が展開して元気になって日本経済にも良い影響を与えてほしい。

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