Books

怪談和尚 4 文春文庫

三木大雲

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784167917432
ISBN 10 : 4167917432
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2021
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

ある夜、電気を消して事務所を出ようとし、ふと振り返ると、自分の席には見知らぬ女の姿が。その日から、女の気配が少しずつ私に近付いてきて…(「謎の看護師さん」)。引っ越し先の新居、夜釣りの海辺、夢に見た絵など何気ない日常の隙間に、怪異は潜む。京都・蓮久寺の三木大雲住職が説法を交えて語る“新感覚”怪談、第四弾。

目次 : 第1章 奇/ 第2章 気/ 第3章 忌/ 第4章 祈

【著者紹介】
三木大雲 : 1972(昭和47)年京都の寺院の次男として生まれる。多くの寺院で修行を積み、2005(平成17)年京都の光照山蓮久寺の第38代住職に就任。怪談を切り口にしたわかりやすい「怪談説法」を確立する。京都日蓮宗布教師会法話コンクール最優秀賞受賞。14年、「稲川淳二の怪談グランプリ」優勝。18年、“最恐”怪談師決定戦「怪談王」優勝。OKOWAチャンピオンシップ初代チャンピオン(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • 夢追人009

    怪談和尚の京都怪奇譚の4冊目を久々に読みまして、漸くこれで現時点では書籍は全て読み終えましたよ。このシリーズは怪談の怖さよりも幽霊のおりなす人間ドラマを重視していますので怖くなければ怪談ではないと思われている方には物足りないとは思いますが、その代わりに心に沁みるしみじみとした読み心地を味わって欲しいですね。『夢の絵』大橋さんという目の不自由な方が最近何度も同じ夢を見るとお世話をしてくれる方に話す。フリーマーケットの中を歩いているとベレー帽を被って絵を描いている人がいて「この絵を買って下さい」と勧められる。

  • keroppi

    【オール・ハロウズ・イヴ(All Hallow's Eve)Horror読書会’21(10月1日〜31日)】図書館新刊コーナーで見つけて。お坊さんの語る怪談話。怖い話の中にも、人を想う気持ちの大切さ、供養することの大切さが語られる。

  • あっか

    新刊。シリーズ第4弾!三木大雲和尚の怪談話は、しっかり怖いんだけど最後に学びで締めてくれるから怖さがちょうど良い感じに薄れる上「確かにー…」と頷いてしまうお話ばかりで好き。印象に残ったのは最後の2話。怖がりは想像するだけで怖かった。子供の能力はもう…泣かずにはいられなかった。あとお母さんのおかゆもとても良かったなー。他にも和尚の子どもの頃の話、人格が乗っ取られる話、あの世から連れ戻される話、荒っぽい守護霊の話など、怖いようなちょっと不思議なような話がたくさん。これからも楽しみにしています。

  • ヒデキ

    いつもながら、暖かい心にさせて頂いた一冊 私たちも誰かに守られているのかな? と思わせていただきました

  • ワッピー

    読み友さんのコメントにより。住職という職業柄、怪異に縁が近いのは納得できますが、仏教という枠があるおかげで、いい話に昇華しているように思います。「ソロキャンプ」の切なさ、著者が他人の夢に出ているシュールなフリの「夢の絵」、理屈っぽい男の思い出したもの「知識人」、だいぶ手の込んだ「お母さんのおかゆ」が特に印象的ですが、どの話もしみじみ読みました。寺の中にある不思議な部屋の話「蓮久寺」も面白く、京都に行く機会があったら、佇まいをのぞいてみたい気持ちに駆られました。ガチンコのコワい話が苦手な人にはおススメかな。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items