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怪談和尚の京都怪奇譚 7 文春文庫

三木大雲

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784167922641
ISBN 10 : 4167922649
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

私と友人の前に突然、白くて丸い石が落ちてきた。私が拾って帰ると、後日、学校で友人が「もう捨てた?」と訊ねてくる。理由を問うと、彼は言った。「だってあれ目玉やったよね」―(「飛ぶ玉」)。他に刑事に取り憑いた血だらけの白い犬、骨董市で買った不思議な絨毯の話など、現役住職の書き下ろし怪談×説法シリーズ第7弾!

【著者紹介】
三木大雲 : 1972(昭和47)年、京都の寺院の次男として生まれる。多くの寺院で修行を積み、2005(平成17)年京都の光照山蓮久寺の第38代住職に就任。怪談を切り口にしたわかりやすい「怪談説法」を確立する。京都日蓮宗布教師会法話コンクール最優秀賞受賞。14年、「稲川淳二の怪談グランプリ」優勝。18年“最恐”怪談師決定戦「怪談王」優勝。OKOWAチャンピオンシップ初代チャンピオン(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • あっか

    とても好きなシリーズ最新作、第7弾。人が亡くなっていたり霊障現象?だったりはするんだけど、相変わらず、最終的には「ちょっぴり良い話だなあ…」と思って終われるのでやっぱり好きです、三木大雲師匠のおはなし。本当そうだよね、と大事なことに気付かせてもらえる心地です。また次回作も楽しみ。毎年出て欲しいなあ。

  • 澤水月

    警邏中の警官から「三木和尚なら…」と納得される話が印象的。「怪談という死後の世界から、生きる事の意味や意欲を感じ取って欲しいと切に願っております」。散骨の「作業」のありように驚く。悪縁の実の親子関係もあるので難しい問題だが不仲の両親同士の実相も分からないものよな…。 もう7冊目、初巻は東日本大震災直後だったと後書きに…南海トラフ「巨大地震注意」が出て関東にも緊急地震速報あった夜に沁みる

  • ふたば

    夏にはやっぱり怖い話。 正しく、仏教の教えるとおりに暮らしているなら、世界はもっと平和なんだろうなぁ 怪奇が怖いというより、人が怖くなるね。

  • chatnoir

    魔を避けるには見ざる聞かざる言わざる。亡くなった方には継続したお弔いが必要。お盆にはお施餓鬼も必要。仏教的なお話も、幽霊話も面白かった。お不動さんに怒られる!って言いに来る童ちゃんも可愛らしかった。

  • わ!

    夏である(めちゃくちゃ暑い)!、怪談・怪異談の季節である(だからといって、怪談で涼しいと思った事はないのですが…)。そんな単純な理由でしばらく怪談怪異本を読み漁るコトと決めた。まずはお馴染み幽霊和尚の本である。相変わらず面白い。元が仏教の説法だと言うことで、仏教の教えに無理矢理シフトさせているところも楽しい。例えば仏教の場合、幽霊を魂の仏教的解釈などを交えて解体してくれたりすると…より面白そうなのですが、残念ながら、そんな本は仏教哲学の本であって、少なくとも怖くは無さそうですね。

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