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三木卓 単行本未収録作品集 ヌートリア

三木卓

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784803804492
ISBN 10 : 4803804494
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

昨年11月、惜しまれつつ逝った著者の、最後に遺された単行本未収録の短篇小説、追悼文、鎌倉の文芸誌「そして」に連載されていたエッセイを収める。巻末に三木卓文学を愛してやまない編者・小谷野敦氏の解説と年譜を収める。
詩人として、また作家、児童文学者として生涯活躍し続けた著者のスワンソング。

【著者紹介】
三木卓 : 1935年、東京に生まれる。2歳時に父の仕事の関係で大連に移住。以後、46年まで満州各地で過ごし、引揚げ後、静岡市で育つ。早稲田大学文学部露文科を卒業後、日本読書新聞、河出書房新社で編集者として働く。在学中より詩を書き始め、67年、『東京午前三時』でH氏賞を、71年、高見順賞を受賞。72年ごろから文芸誌に小説を発表。並行して児童文学の創作や翻訳の分野でも活動する。73年、「鶸」で芥川賞受賞。84年、『ぽたぽた』で野間児童文芸賞受賞。86年、『馭者の秋』で平林たい子賞、2013年『K』で伊藤整文学賞などをそれぞれ受賞する。23年、死去。享年88歳

小谷野敦 : 1962年、茨城県に生まれる。東京大学文学部英文科卒業、同大学院比較文学比較文化専攻博士課程修了。学術博士。2002年、『聖母のいない国』でサントリー学芸賞を受賞。小説では10年「母子寮前」で、15年「ヌエのいた家」で芥川賞候補となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • hasegawa noboru

    巻末年譜によれば、二〇二三年八八歳「一一月一八日、自宅で死去」とあるから、今日は一周忌ということだ。こわれていく体とともに老いを生きる自らの姿を突き放して描いている。表題作を含む七短篇と追悼文二つとその他雑誌掲載のエッセイから成る。先日朝日新聞に掲載された詩人小池昌代の三木卓追悼エッセイでこの本のことを知った。以下昨年『群像』二月号に発表された「来訪したもの」(作者八八歳)から。<わたしの人生は苦労が多かった。女に愛されることがなかったのも、そのひとつだ。女は、自分にとってねうちのある人間にしかひきつけら

  • yoyogi kazuo

    私小説家としても優れた作家だった三木卓の単行本未収録作品をまとめたもの。編者の小谷野敦は自身が私小説作家だが、評論だけでなくこういう素晴らしい仕事も評価されるべき。

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