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ISBN 10 : 4803804494
Content Description
昨年11月、惜しまれつつ逝った著者の、最後に遺された単行本未収録の短篇小説、追悼文、鎌倉の文芸誌「そして」に連載されていたエッセイを収める。巻末に三木卓文学を愛してやまない編者・小谷野敦氏の解説と年譜を収める。
詩人として、また作家、児童文学者として生涯活躍し続けた著者のスワンソング。
【著者紹介】
三木卓 : 1935年、東京に生まれる。2歳時に父の仕事の関係で大連に移住。以後、46年まで満州各地で過ごし、引揚げ後、静岡市で育つ。早稲田大学文学部露文科を卒業後、日本読書新聞、河出書房新社で編集者として働く。在学中より詩を書き始め、67年、『東京午前三時』でH氏賞を、71年、高見順賞を受賞。72年ごろから文芸誌に小説を発表。並行して児童文学の創作や翻訳の分野でも活動する。73年、「鶸」で芥川賞受賞。84年、『ぽたぽた』で野間児童文芸賞受賞。86年、『馭者の秋』で平林たい子賞、2013年『K』で伊藤整文学賞などをそれぞれ受賞する。23年、死去。享年88歳
小谷野敦 : 1962年、茨城県に生まれる。東京大学文学部英文科卒業、同大学院比較文学比較文化専攻博士課程修了。学術博士。2002年、『聖母のいない国』でサントリー学芸賞を受賞。小説では10年「母子寮前」で、15年「ヌエのいた家」で芥川賞候補となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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hasegawa noboru
読了日:2024/11/18
yoyogi kazuo
読了日:2025/03/26
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