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シュガーアップル・フェアリーテイル 銀砂糖師と黄金の誓い 角川ビーンズ文庫

三川みり

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784041147085
ISBN 10 : 4041147085
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

アンの父と思われる記憶喪失の男ギルバートとともにコッセルの町を訪れたアンたち。父が亡くなったとされる戦禍の爪痕が残る町で、アンは鎮魂祭の砂糖菓子を作る大役を引き受けることに!町のことを調べる中で浮かび上がるかつての両親の姿は、“家族”の大切さを改めてアンに教えてくれて…?―ずっとシャルやミスリルと幸せに暮らしたいから、この砂糖菓子に願いを込める。少女と妖精の物語、ついに完結!

【著者紹介】
三川みり : 9月28日生まれ。第7回角川ビーンズ小説大賞審査員特別賞受賞。『シュガーアップル・フェアリーテイル 銀砂糖師と黒の妖精』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • まぁ

    完結巻でした。とりあえず確定かと思っていたのに違った!というのは驚きでしたが、なるほどとなりました。永遠がないのは間違いないけど、別れたあとも、壊れたあとも、ずっと悲しいだけじゃないよって思えるように、今を生きたり、未来を考えられたら素敵だなぁと思います。三人の未来も、これからも素敵なものだといいな、と思える最後でした。

  • ミド

    アンの父親の謎が明らかになったけれど、結局どんな人だったのか印象が薄いまま。長年、妖精を友達としながら伴侶にエマを選んだということは、アンとシャルの関係とは根本的に違うんだろうなあ。フラウとはどのような日々を過ごしたのか気になる。ギルバートとフラウを通して、妖精と人間の寿命の違いを意識しながらも、改めて今を大切に生きていこうという前向きな終わり方が素敵。久しぶりにジョナスの名前が出てきたけれど元気にしているのかなあ。

  • 輝夜

    アンとシャル、その後の物語もついに完結。ギルバートの謎はこういうことだったのかと納得。そして、フラウを通して、アンの両親がどんな人柄だったのかが分かり、しっかりとその人柄はアンにも受け継がれてるんだなぁと思った。いつか必ずくる別離。でも、それを悲観しないで、いられる時間を大切にして、伴侶がいなくなっても、その面影を心に残し、その時をまた生きていく。シャルとアンとミスリル。また3人での賑やかであたたかい生活が始まると考えると幸せな気持ちになりました。この先もずっと、大切で宝物の作品です。

  • はとる

    新章完結!アンの父親はやはり亡くなっていたが、フラウたちに出会い真実を知りアンたちにとっても大切な時間だったかも。アン、シャル、ミスリル…これからも一緒の時間を大切に幸せを感じて生きていけそう。

  • てみさま

    コッセルの町の鎮魂祭に相応しい砂糖菓子を作ってしまうし、記憶をなくした男と生きる術をなくした妖精も救ってしまうアンの凄さよ‼︎それから、フラウとギルバートの関係が、アンとシャルと対照的に描かれているように思えた。巻末の楽しそうなアンたちの様子に、アンと出会った頃のシャルに今の姿を見せたらどんな顔をするんだろうね(笑)アンとシャルとミスリルが、ずっと一緒で幸せだと締め括られて完結。本当に素敵な物語だった。

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