Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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• 星群

  読了日：2024/01/08

  初読み作家さん。また、新たな世界の扉を開きました。龍の存在に左右される人間模様が、あまりにも理不尽で、そんな中でも現状を変えようとする主人公・日織の姿に応援に熱が入りました。妻の悠花との関係も楽しみです。

• Nyah

  読了日：2022/01/02

  一原八洲と呼ばれる九つの国は巨大龍の上に存在すると信じられている。その中の一国・龍ノ原で皇尊が崩御し、次期皇尊を狙う三人の皇族、その内の一人、日織皇子は実は女。遊子を同列に扱うよう改革をもたらす為皇尊を目指している。この国の女は龍の声を聞けるが、龍の声が聞こえない者は遊子と呼ばれ、下層扱いもしくは命の危険がある。日織の姉は遊子である為殺された。一方、男なのに龍の声を聞ける者は禍皇子として処刑される。日織皇子が亡くなる間際の皇尊に娶るよう頼まれたのは悠花皇女。病弱な嫋やかな媛。日織は即位できるか。面白い☺️

• papako

  読了日：2024/01/07

  今年は記録していこう。辰年始まりはこちらから。自分としては再読。龍の飛ぶ神国の物語。現状を変えていこうとする日織と、支える悠花。ちょっと捻れた夫婦の物語。すでに4巻まで読んでるので、二人の恋物語としても楽しめる。始まりを確認してから続きを読みます。

• kagetrasama-aoi（葵・橘）

  読了日：2024/02/22

  「龍ノ国幻想」第一巻。「神欺く皇子」神の眷属である龍が支配する龍ノ原（タツノハラ）を舞台にした和風ファンタジー。面白い‼️どうしてもっと早くに手に取らなかったのか、後悔すること頻り。主人公の日織皇子は果たして皇尊（すめらみこと）に即位出来るのか？対抗する人物、不津王や山篠皇子の性格も際立っていて物語を盛り上げている。主要登場人物が皆それぞれ秘密を抱えていて、それがどう回収されていくのかを丁寧に拾うのも楽しみ。怒涛の展開に次巻、読まざるを得ない気持ちになり、次巻へGO！

• よっち

  読了日：2021/08/27

  一原八洲の一つ龍ノ原で皇尊が崩御。三人の候補が皇位の座を巡り競う状況で、実は女の異端の皇子・日織皇子が運命に翻弄されながら新しい国を目指す男女逆転建国宮廷ファンタジー。龍の声を聞く力を持たない女が「遊子」呼ばれ虐げられる現状を変えるため、男として皇尊を目指す日織。持たざる者と持たない者の邂逅から動き出す運命、そして過酷な現実を突きつける展開にはぐいいぐい読ませるものがあって、多くの人に思いを託されて乗り越えた先に、ここからどういった新展開が待っているのか、未だ先の見えないこの物語には期待感しかありません。

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