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うちの若殿は化け猫なので 光文社文庫

三川みり

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784334104153
ISBN 10 : 4334104150
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2024
Japan

Content Description

梓木奏一郎は、国許から突然江戸に呼び出され、若殿つきの小姓を命じられた。若殿の母たる殿様の御正室が化け猫で、いつぞや助けた化け子猫が若殿だったというのだ。驚く奏一郎は若殿が屋敷から出ないように見張ることを仰せつかる。屋敷の周りに出没するあやかしたちを夜な夜な若殿が退治しており、大切な世嗣に万一のことがあってはならぬゆえに、ということらしい。そして、藩主は具合が悪く伏せっているというのだが――。

【著者紹介】
三川みり : 『シュガーアップル・フェアリーテイル 銀砂糖師と黒の妖精』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ミュポトワ@猫mode

    まず初めに。これ、続編ないの?続編があっても不思議ではない話だから続編があったら読みたいなぁ。って思わせるぐらいこの本は面白かった。さすがって感じ。三川先生、文章上手いよねぇ。タイトル見た時、初めはコメディー系かなって思ったら、全然そんなことなくて、筋の通った時代小説だった。あー続編読みたいなぁ。未来のお話も興味深いけど、過去編も良いなぁ。助けられた後、どんな教育を受けてあんなツンデレになったのかとか読んでみたい!切に願います!!続編希望!!!

  • さくさくと♪設定が面白いし、若殿はイイ子だし、ぬらりひょんも母様も雉女ちゃんも奏一郎さんも魅力的です。首領が残っているので、シリーズ化ですよね。続編が楽しみです(^^)

  • スミレ

    若殿が化け猫で妖退治をする?と、面白そうなあらすじだったので手に取りました。 主人公は妖が見える奏一郎で、若殿つきの小姓を命じられる。 終盤でわかる若殿の運命と覚悟には驚きました。 重いものを背負っているのだなぁ。 ぬらりひょんってこんな好感が持てるキャラだったのか。 そして猫の雉女ちゃんが可愛い。 ラストの妖との戦いはハラハラしました。 これはシリーズものなのでしょうか? 全てが解決してはいないので、続編は出るのだろう。 楽しみに待ちたいです。

  • ぐっち

    三川みりさんの江戸主従もの。半化け猫の若殿・虎千代と、若殿付きになった奏一郎。殿を狙う妖怪を退治することができるのか。主従も妖怪たちも可愛くて楽しく読めました。こっちもシリーズ化しないかな?

  • 陽ちゃん

    妖が視える19歳の奏一郎は、突然江戸へ呼び出されて国元から出てきたところ、若殿付きの小姓を命じられますが、実は若殿虎千代は化け猫(化け仔猫)で、父を苦しめるモノを退治しようと夜な夜な屋敷の外へ出ちゃうため、阻止しようとしますが、人が妖に勝てるはずもなく四苦八苦。が、虎千代が外へ出る理由を知り、手伝うように。奏一郎みたいに妖が視えたら大変でしょうね。楽しそうでもありますけど。一旦、危機は去ったものの、根本は解決してないわけで、こりゃ続くのかなぁ。

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