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メタ認知 あなたの頭はもっとよくなる 中公新書ラクレ

三宮真智子

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784121507556
ISBN 10 : 412150755X
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

自分の頭の中にいて、冷静で客観的な判断をしてくれる「もうひとりの自分」。それが「メタ認知」だ。この「もうひとりの自分」がもっと活躍すれば、「どうせできない」といったメンタルブロックや、いつも繰り返してしまう過ち、考え方のクセなどを克服して、脳のパフォーマンスを最大限に発揮させることができる!認知心理学、教育心理学の専門家が指南する、より賢い「頭の使い方」。

目次 : 序章/ 第1章 メタ認知の働き/ 第2章 頭のよさとメタ認知/ 第3章 メタ認知で頭を上手に使う/ 第4章 メタ認知で気持ちを整え、やる気を出す/ 第5章 メタ認知はこうして育つ/ 終章 メタ認知は何のために

【著者紹介】
三宮真智子監修 : 大阪府生まれ。大阪大学名誉教授、鳴門教育大学名誉教授。専門は認知心理学、教育心理学。大阪大学人間科学部卒業、同大学大学院人間科学研究科博士前期課程修了、同後期課程単位取得満期退学。1985年学術博士(大阪大学)。鳴門教育大学講師、助教授、教授、大阪大学大学院人間科学研究科教授などを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • アキ

    メタ認知とは、認知についての認知、認知をより上位の観点から捉えたもの。ソクラテスの「無知の知」やジェームズの「意識の流れ」での主我がそれに当たる。脳領域では前頭前野にあり、その部位の損傷はメタ認知の機能不全をきたす。知能検査に代わり、メタ認知能力が頭のよさの中核であると考えられるようになってきた。テストの効用も、他人に説明する効果も、ブレインストーミング法も、主に他者との交流が記憶、理解、思考の力を高める。感情の乱れも、メタ認知でコントロールが可能。他者の意見や様々な観点からの見方を知ることが大事である。

  • booklight

    メタ認知について認知心理学の視点からアカデミックな部分を入門的に広く紹介。ようは認知の認知。認知的知識と認知的活動にわけて、活動はモニタリングとコントロールに分ける。モニタリングしながら自分のベストを探すのが吉。メタ認知ができないと自分の意見・感情・経験に凝り固まってしまう。自分の考え、感情、経験を手放して他を認めるて話を進めると、自分とかないことにならないか、となり仏教の無常観にたどり着くし、そのトレーニング方法は瞑想ということになる。知識と試行錯誤で新しい自分を探る。なんか深層学習みたいだな。

  • もぐもぐ

    最近、教育関係の仕事をしているとメタ認知という言葉をたまに耳にするので、本書を読んでみました。ソクラテスの「無知の知」や老子の「知人者智、自知者明」と何が違うのだろう? やっぱりよく分からなかった😅 後半掲載されている様々な事例はメタ認知と無関係に面白く読めました。

  • 奈良 楓

    【良かった】読友さんの記録で読みました。「自分の頭をどう使うか」「頭の働きを客観的・俯瞰的にとらえる」メタ認知の本。教育に携わる人が読むと、より得られるものがありそうです。第1章の「メタ認知の働き」が、認知の仕組みを学べ一番面白かったと感じました。

  • りょうみや

    前半がメタ認知の定義で、認知・学習に関する知見を持って自分の現状をモニタリングしながら実行することだと理解。後半はメタ認知というよりも教育心理学の様々な知見の紹介といったところ。非認知能力とかもそうだけど、昔は違う言い方をしていたものを改めて名称をつけてまとめ直している。パッと読み。

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