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「話が面白い人」は何をどう読んでいるのか 新潮新書

三宅香帆

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784106111013
ISBN 10 : 4106111012
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2025
Japan

Content Description

「とっさに言葉が出てこない」「アイスブレイク的な雑談が苦手」「飲み会で昔の話ばかりする大人になりたくない」…そんな時、話題の本や漫画、最新の映画やドラマについて魅力的に語れる人は強い。エンタメには、社会や人生の「ネタバレ」が詰まってもいるからだ。ただ、作品を読み解き、その面白さを伝えるには、実は知る人ぞ知る「コツ」がある。気鋭の文芸評論家が自ら実践する「『鑑賞』の技術」を徹底解説!

目次 : 第一部 技術解説編(話が面白いという最強のスキルについて/ 味わった作品を上手く「料理」してネタにする/ 具体例でわかる!物語鑑賞「五つの技術」/ 「鑑賞ノート」をつけてみよう/ 読解力があればコミュニケーション上手になれる)/ 第二部 応用実践編(〈比較〉ほかの作品と比べる/ 〈抽象〉テーマを言葉にする/ 〈発見〉書かれていないものを見つける/ 〈流行〉時代の共通点として語る/ 〈不易〉普遍的なテーマとして語る)/ 付録 話が面白くなるブックリスト

【著者紹介】
三宅香帆 : 1994(平成6)年高知県生まれ。文芸評論家。京都市立芸術大学非常勤講師。京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程中退。主に文芸評論、社会批評などの分野で幅広く活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Kanonlicht

    タイトルに対する答えは、ざっくりいうと「作品を鑑賞することで話のネタを仕込む」。その実践として著者が文芸誌やnoteで公開している書評を転載している。というよりむしろこれは書評集といったほうが正しい。本にするにあたり一つにくくる目的で第一章を取ってつけた感がある。タイトル詐欺に近いものがあるけれど、ただ、純粋に書評として読めば、誰もが聞いたことがある話題作を題材に、難しすぎない言葉で時代や流行を分析していて、なるほどこれが人に興味を持ってもらえる話題の提供の仕方かと納得した。

  • imakiraku

    話のネタにするための5つの仕込みがあり、それらをアウトプットすることによって会話は広がっていく(話が面白い人)という本だと思うのですが、「他の作品との比較」に新しい発見(学び)がありました。とは言っても読書歴も長くなく、何千冊も読んでいないので比較する作品が浮かばなかったり(笑) 作品の紹介本としても楽しく読ませて頂きました。

  • T2y@

    読み応えがあり、付箋の数は膨大になった。しかし、いざ感想を書こうとすると本書の魅力を言語化できず、己のアウトプット能力(修行)不足を余計に痛感。 とりあえずこれを読んで、「成瀬は天下を…」 が評価された 理由がやっと腹落ちした。

  • d3

    刺さるタイトルを連発する三宅香帆氏は、本作でもそそられる提言をくれた。表題に「話が面白い人は〜」と持ってきて、内容はさまざまな作品に触れた著者が書いてきた自身のレビュー群。大胆なようでもあるが、それが面白い。 面白い話には蓄積が大事。しかし、ただ消費するだけではいけない。まず自分が面白がらないと。本書では、面白がるとっかかりとなる切り口の例を挙げながら、応用実践した文章を読ませてくれる。 氏の著作でいつも感じるのは、「タイトルと思っていたのと違う、でも面白い」だ。さて、どの切り口で語れるだろうか。

  • あつこんぐ

    5つの項目に対し惜しみなく例文を載せてくれていて「これとこれを対比させるとこうなるのか。勉強になるなぁ」とか「この場面をこう捉えたんだ。私も真似しよう」とか考えながら読むべき本なんでしょうが、三宅香帆さんが好きすぎて「えっ、面白い。面白い。面白い」と鼻息荒くふごふご読んでいたら読み終わってしまいました。私も『国宝』を観ましたが、三宅さんの考察を読んでいるといかに自分がぼーっと観ていたかということに気がつきました。自分の中に落とし込むべくもう一度ちゃんとこの本を読み直そうと思います。

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