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人工知能のうしろから世界をのぞいてみる

Yoichiro Miyake

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784791776610
ISBN 10 : 4791776615
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2024
Japan

Content Description

AIと人間のはざまから
人間のような時間と空間の使い方を参考に組み立てられる人工知能。人間に限りなく近く‥と設計されるかれらには世界がどのように見えるのだろうか。喜びや悲しみなどの感情はあるのだろうか。どのように私たちに影響を与え、与えられ、拡張されているのか。人工知能、そして人工知能と共に生きる人間の主観世界のデザインを考えるために――

【著者紹介】
三宅陽一郎 : ゲームAI開発者。京都大学で数学を専攻し、大阪大学大学院物理学修士課程、東京大学大学院工学系研究科博士課程を経て、デジタルゲームにおける人工知能の開発と研究に従事。博士(工学、東京大学)。2020年度人工知能学会論文賞受賞。現在、立教大学大学院人工知能科学研究科特任教授などを務め、学生の指導にも力を入れている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • izw

    三宅さんの人工知能に関する考え方が、多様な面から語られていて非常に興味深い。ゲームAI開発者なので、MCS-AI動的連携モデルが基本にあり、メタAI、キャラクタAI、スパーシャルAIが連携する世界を考える。ゲームの世界に限定したフレームで考え、キャラクタとして活動するエージェントも環境とのやり取りにより、記号接地も部分的に解決された世界が構築される。メタバース空間はオンラインゲームから物語と役割を抜いた空間だとも言う。物理的都市空間とそんなメタバースの連携することでデジタルツインが実現できるかもしれない。

  • Humbaba

    技術はその時にできることしかできない。ただし、その分その時にできることであれば確実に行うことが可能である。そして、一つの使い方がわかれば、それに合わせて環境の方を変えて、一層使いやすくするということも可能である。そういて適用の範囲が広がり、その技術はさらに発展し、新しいことができるようになる。それを繰り返すことで、かつては難しかったことも次々と現実のものへと移り変わってきた。

  • mitsu

    ゲームAIの書籍から知った著者三宅さんの現研究をするに至った事に関する知見が盛り込まれた内容かなと思います。文章としては分かりやすいと思いますが、自分の中に入るのに思ってたより時間が掛かってしまいましたが、とても興味深い内容で良かったです。AIは情報ですが、工学出身の自分はその情報を動かすものは物理的なエネルギーが必要で、その部分に関しても触れてもらってたら良いと感じました。Web上には日立とその話をしているのはありますが、書籍として読んでみたいですね。

  • Go Extreme

    https://claude.ai/public/artifacts/3e2847a1-97cc-41d5-8144-d4388279b195

  • 古民家でスローライフ

    ゲームAI開発者の著者による、哲学、認知科学、心理学、文学など多岐にわたる視点から、人工知能と人間と社会、これから起こり得る未来について深く考察した一冊。昨今、急速に進化を続けるAIは、確実に人々の生活に浸透しつつある。現在のゲームにおいて、自分が操作するキャラクターが、選択により、ゲームの世界に相互に影響を与える体験は、限定的なものだが、それが、バーチャルな空間を超えて、現実世界に影響を与え、拡張されていく未来は、ただの空想物語ではなく、人間とAIの共存による新たな社会像として発展していく可能性を感じる

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