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古代の人・ひと・ヒト 名前と身体から歴史を探る 歴史文化ライブラリー

三宅和朗

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784642059527
ISBN 10 : 4642059520
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

古代国家が作成した戸籍・計帳からは窺えない有名無名の人々の世界。『日本霊異記』などを手がかりに、人名、障害や病気、身長、顔まで、個性ある一人一人と向き合いつつ人々の心のうちを解明する、環境への心性史。

目次 : 古代の人・ひと・ヒト―プロローグ/ 古代の人々と人名(『日本霊異記』の人名/ 『日本霊異記』の「姓名詳らかならず」/ 字名―『日本霊異記』の通称/ 『日本霊異記』の人名表記の使い分け)/ 古代の人々と障害者・病者(律令制下の障害者・病者/ 『日本霊異記』の善報譚/ 『日本霊異記』の悪報譚(1)―障害・病気と戸令盲目令/ 『日本霊異記』の悪報譚(2)―障害・病気と因果応報)/ 古代の人々と身長(古代の人々の身長はどのくらいであったか/ 天皇の身長とその周辺/ 古代の地域社会と身長)/ 古代の人々と顔―エピローグ

【著者紹介】
三宅和朗 : 1950年、東京都に生まれる。1980年、慶應義塾大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。現在、慶應義塾大学名誉教授、博士(史学・慶應義塾大学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • ミネ吉

    古代に暮らす、貴族ではない普通の人々を探る歴史読み物。戸籍・計帳、日本霊異記などの史料をもとに、「人名」「病気・障害」「身長」「顔」の4つの観点から解明を試みる。漢文の書き下し文の引用が多いため読むのに骨が折れたが、知らない漢字を調べながら意味を類推するのも結構楽しかった(現代語訳も併記されているのでそこだけ拾えば意味はわかるが、あえてそういう読み方をしてみた)。古代の人も戸籍以外の通称としてあだ名があったとか、障害の等級に応じた税の軽減措置があったとか、興味深い話が色々あった。

  • takao

    ふむ

  • 金監禾重

    納得できないところが多い…

  • Teo

    日本の古代の人の身体的特徴や名前の付け方について読もうと買った。身長の項目で不思議事象に巻き込まれた人間が内容から身長が伸び縮みするとあるが、それは当時の解釈で現代ならさしずめ幻覚下での認知の問題と思われるだろう。夢の中で空間規模がおかしく感じられるのと同じ様に。それから古代の政府による障害者の扱いも興味深い。確かに健常者とは同じ税は課せられない。それは免除措置とも言えるが、無理なものは無理なのだから。

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