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三流シェフ

三國清三

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784344040649
ISBN 10 : 4344040643
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

雑用こそ人生の突破口だ。誰より苦労しても、その苦労を見ている人は1%にも満たない。それでも“世界のミクニ”は必死に鍋を磨き続けた。何者かになろうとして、懸命にもがく人たちへ―。料理界のカリスマ・三國シェフ、感涙の自伝。

目次 : 第1章 小学校二年生の漁師/ 第2章 黒いハンバーグ/ 第3章 帝国ホテルの鍋洗い/ 第4章 悪魔の厨房/ 第5章 セ・パ・ラフィネ/ 第6章 ジャポニゼ/ 最終章 最後のシェフ

【著者紹介】
三国清三 : 1954年北海道・増毛町生まれ。フレンチシェフ。中学卒業後、札幌グランドホテル、帝国ホテルで修行し、駐スイス日本大使館ジュネーブ軍縮会議日本政府代表部料理長に就任。その後いくつかの三つ星レストランで修行を重ね帰国。1985年、東京・四谷に「オテル・ドゥ・ミクニ」を開店。世界各地でミクニ・フェスティバルを開催するなど、国際的に活躍。2013年、フランソワ・ラブレー大学より名誉博士号を授与される。2015年、日本人料理人で初めて仏レジオン・ドヌール勲章シュヴァリエを受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • breguet4194q

    日本を代表するトップシェフの自叙伝です。人が羨むキャリアを積み重ねてもなお、現状に甘んじることなく高みを目指す、貪欲なまでの向上心。評判を歯牙にもかけず、自分を見つめ、正直に生きようとする姿は、本当にすごいです。この一端でも見習わねばと思いました。

  • あすなろ@no book, no life.

    三國シェフの半生と今後を著した一冊。一気読みの一冊だったのである。ご本人の感と相違あれば別だが、これは仏料理版の矢沢永吉氏・成り上がりという体。僕自身が、ホテルや仏料理店の仕事をしていた事もあり、その意味でも興味深い内容であった。貧しい北海道増毛での生い立ちから続く今に至る道。そして、今後の夢。並大抵のものである筈がなく、その尽力に通ずる数々の洗い場での事等、読み耽ること請け合いの一冊。また、表紙や差し込み写真等も上手く出来ている一冊でもあり、今の若者にも読んで欲しい良書だと思ったのである。

  • たま

    1970−80年代、日本人がたくさんパリのレストランで働いていて、パリのフランス料理は日本人が作っていると笑う人もいた。あの日本人料理人たちはどうなったのかと時々思う。バブル時はオーナーシェフのフレンチ、今はインバウンド需要で高級ホテルのフレンチはたくさんあるが、日本にフレンチが根付いたとは言えないだろう。ハンバーグも食べたことなかった増毛出身の三國さんも80年前後にフランスで修行していた。部屋を借りる金がなく給料日まで浜辺で野宿とか、昔の人はすごい!と言いたいが実は私とそれほど年齢違わない。⇒

  • chimako

    迸るエネルギー、絶対に引かないメンタルの強さ、子どもの頃から大人たちの中で自然と身に付いた愛嬌、そして料理に対する憧れと矜持。でしゃばりと言われようが、図々しいと思われようが、今自分が出来る事をやる。世界的なシェフの間を泳ぎまわり、センスと実力を磨きやがて「自分の料理」を作りたいと日本に帰る。自身の努力はもちろんだが人に恵まれ切り開いた道。一度も料理をしたことがない三國さんを大使館の料理に推薦した人帝国ホテルの総料理長村上信夫さん。フランスの個性豊かなシェフたち。表紙の若い三國さんはちょっとカッコいい。

  • サンダーバード@怪しいグルメ探検隊・隊鳥

    (2023-61)【図書館本】貧しい漁師の子でハンバーグも知らなかった彼が、フランス料理人を目指す。順調なスタートを切ったかと思いきや、東京帝国ホテルでは再び鍋を洗うだけの毎日。ただ懸命に働いていた彼を見ている人はいた。公邸料理人とチャンスをきっかけに欧州の名だたるシェフ元での修行の日々。今の基準で言えばブラックだとかパワハラだという事になるのだろう。でも当時はそれが当たり前だったし、だからこそ一流になれたのだと思う。昔の上司に言われた「冷飯は美味しく食べなくてはいけない」という言葉を思い出した。★★★★

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