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形の美とは何か

三井秀樹(1942-)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784140018828
ISBN 10 : 4140018828
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2000
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

21世紀の形のルネサンス。人は古来、さまざまな形にどのような意味をこめ、美を創造してきたのか。西洋、日本の造形美の秘密を解き明かす。

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • yk

    おもしろいテーマでした。なんとなく感じる美しさにはちゃんと理由がありましたね。僕は形で一番気にするのは全体のバランスで、それは比ですよね。まあ当たり前なんだけど昔から好きなフィボナッチ数列と同じですもんね。そして山の上から見る景色を美しいと感じる時に次はフラクタルを感じれればと思います。

  •  

    賛同できない。まず、自然への嗜好性を形のみで説明するのはどうかと思う。それに、原因と結果、偶然と必然がこんがらがっている。また、普遍的な美しい形、あるいはそれに近いものが想定されていて引っかかる。論なのか、感想なのか、自然への懐古主義と言われても仕方がないのではないか。人間の感性の話も、バブル期ならともかく、資本主義のより浸透した今当てはまるかどうか。そもそも日の丸を美しい形だなどと思う人が世の中に存在することに驚いた(どうとも思わん)。複雑性、ファジィが流行った頃に無理にこじつけた感が…。

  • いまにえる

    ヒトは何に美を感じるのかということを形という観点から解説した本。読みやすく面白かった。フィボナッチ数列=自己相似性=フラクタル性をもつ自然の中の不思議も興味深い。「八頭身美人」というのは人物そのものより比率、プロポーションの美で、然れどもそれは確かに美なのである。自然の中にこそ根源的で、しかし新しいコンピュータシュミレーションで解析、再現できる美の形というものがあるのだと感じた。

  • kyusada

    なぜ、美しいと感じる形があるのか?ということを教えてくれる本。個人的には、日本建築の美についての解釈が面白かった。筆者によると日本建築の美の原点は、静的均衡と動的均衡が同時に存在することにあるという。別の建築の光に関する本の中で、日本建築の美の根本は光でも影でもなく、その間のグラデーションにあるという話を読んだことがあるが、今回の形の解釈についても同じことが書いてあると感じた。結局のところ、日本建築の美しさとは、変化という状態を空間として固定化したところにあるのかもしれない。

  • χ

    どういうものがどのように美しいのかに迫ってる。自然のもの、人工のもの、幾何学的か有機的か。整ったものやパターン化されたものに美を感じるのは普遍的だが日本のあえて形を崩した侘び錆びに美を感じるのは独特

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