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双星の天剣使い 2 富士見ファンタジア文庫

七野りく

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784040748450
ISBN 10 : 404074845X
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
cura ,  

Content Description

敵国“玄”の侵攻を防ぎ切った俺と白玲。だが、友邦国の“西冬”も敵に回り、守るべき“栄”は孤立無援の状況になってしまった。今の俺達に必要なのは―戦術も戦略も考えられる、軍師。「張隻影。貴方が“天剣”を持つに値するのかどうかを知りたい」そんな折に現れたのが、仙娘を自称する金髪碧眼の少女・瑠璃。“天剣”を探し出し明鈴に託した彼女は、戦嫌いと言いつつも隻影達の“西冬”攻略で驚異的な戦術を披露して―!?「私が、貴方達の軍師になるわ」最強の武×神算の智。二つが合わさった隻影陣営は“西冬”戦でも超絶無双の大活躍!転生英雄と美少女達の華流戦乱ソードファンタジー、第2幕!

【著者紹介】
七野りく : 第3回カクヨムWeb小説コンテスト、異世界ファンタジー部門にて「公女殿下の家庭教師」で大賞を受賞。同作品でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • よっち

    玄の侵攻を防ぎ切った隻影と白玲。しかし友邦国だった西冬も敵に回る依然として厳しい状況の中、それが見えていない副宰相によって無謀な西冬征伐戦が立案される第二弾。どう見ても厳しい戦いになるのが見えている中で、その一軍として参加することになった隻影たち。そんな折に現れた仙娘を自称する金髪碧眼の少女・瑠璃。彼女の策で一矢報いて貴重な軍師を得たものの、有力な将を次々と失う一方で、死んで欲しいクズほど生き残る最悪の展開で、裏から手を回して着実な手を打ってくる相手にどう立ち向かうのか、さらに苦しい展開になりそうです…。

  • 真白優樹

    中央軍と防衛軍による無謀な遠征に帯同する中、仙狐と自称する少女、瑠璃と出逢う今巻。―――非情な戦火は全てを焼いて、後に残るは削られたもの。 戦果を求める愚者の手による無謀な遠征が「玄」の皇帝の策により嵌められる結果となる中、軍師となった瑠璃の策を元に隻影と白玲が駆ける巻であり、更に熱く太く戦いが深化していく中、かけがえのない将軍達が散る巻である。戦えば戦った分だけ追い詰められ、遺されるのは愚者たちばかり。どう考えても絶望が近くなる中、決戦の果てに待つものは。皆で生き残れるのか。 次巻も勿論楽しみである。

  • みどり

    かなりいい感じのテンポでお話が進んでいる。 今回登場の人たちが、今後のストーリーに大きく絡んでくるのは間違いなさそう。 中華ものを読み始めたのは最近だけれど、こういうのを読んでいるともっともっと読みたくなる。

  • 尚侍

    とっても面白かった。やはり味方が圧倒的に不利な状況に置かれている中からの逆転劇は読んでいて面白いですね。新登場した瑠璃の設定も良く、最近軍師キャラで目立つ存在が少ないこともあるのでこれからの動きが気になります。しかし物語全体のバランスを考えてみると、主人公とヒロインが相手方に降りた方が、人的な損失という意味でも大義という意味でも丸く収まるような気がするのはどうしたものでしょうか。そのあたりの葛藤が今後描かれると面白くなってくると思うので、今後の展開に期待したいですね。

  • 加賀ますず

    裏切った友邦国を誅するため、出兵を決めた皇帝。しかしこの不安定な情勢の中、経験不足の軍を出兵するのは愚策でしかない。そんな約束された敗北でも軍人である以上従うしかなく…。まんまと敵の策にハマり、数ある才能を失いながらも一矢報いることができるのか。主人公があくまでも武芸に秀でた一人の人間でしかないからこそ、個人では勝てても大きな戦では負けてしまう作品のバランスが他のラノベ作品にはない面白さがあった。

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