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百舌鳥・古市古墳群

一瀬和夫

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784886217462
ISBN 10 : 488621746X
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2016
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

なぜかくも巨大な前方後円墳が築かれたのか?被葬者は誰なのか?ほぼ同じ時期に、近接する地域で展開した百舌鳥古墳群と古市古墳群の特徴を紹介し、東アジア史の視点から、それらがつくられた謎に迫る。

目次 : 第1章 東アジアの動乱から生まれた巨大古墳(河内・和泉の二大古墳群/ 東アジアの混乱と前方後円墳の巨大化/ 倭の五王の時間帯と前方後円墳文化の範囲/ 倭の五王の墳墓と宮/ 百舌鳥・古市の巨大古墳と陵墓伝承)/ 第2章 古市古墳群(古市古墳群出現前夜/ 大型墳の墳丘とその埴輪の変遷/ 大型墳とその周囲/ 応神陵古墳の墳丘/ 小古墳群が示す階層とその変化/ 台地の開発と百舌鳥・古市の地)/ 第3章 百舌鳥古墳群(百舌鳥三陵とその周囲の古墳構成/ 百舌鳥古墳群出現前に錯綜する勢力)/ 第4章 東西巨大古墳築造ラインの背景(和泉と百舌鳥、陶邑と三輪山/ 巨大古墳の後半期/ ニサンザイ古墳前後でおこった倭の五王の続柄の変化)/ 第5章 百舌鳥・古市古墳群の過去、そして未来

【著者紹介】
一瀬和夫 : 1957年生。1979年関西大学文学部史学科卒業。1979年〜2007年大阪府教育委員会技師・主査。2005年博士(文学)。2007年より京都橘大学文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • MASA123

    第4章の古墳一覧表が秀逸。縦軸に年代、横軸に地域をとった表に、古墳のアイコンが書きこんである。いつ、どこに、どんな形と大きさの古墳があるのか、ひとめでわかる。 履中、仁徳、応皇、の3陵墓は巨大だ。 小学校時代、自分たちの街からは、自転車で急坂を上がった先に、ごりょうさん(天皇陵の呼び方)があった。本書では地形の考察もあるが、陵墓の位置は台地の高所だ。 「夏休みの宿題は、ごりょうさん!」絵がかけて、自然観察もできる便利な場所なので、みんなでおしかけた。 ・・図表が豊富でマニアックで丁寧な本。

  • おらひらお

    2016年初版。古墳の本ですが、古墳以外のところからのアプローチも欲しかったですね。

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