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モンスター 尼崎連続殺人事件の真実

一橋文哉

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784062183536
ISBN 10 : 4062183536
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2014
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

首謀者・角田美代子は自殺ではなかった? 知られざる舞台裏と、見え隠する男の影。事件の真相、黒幕に迫る「超一級のドキュメント」


少なくとも10人を超える死者・行方不明者が出ているとされ、我が国犯罪史上有数の凶悪事件に発展した兵庫県尼崎市の連続殺人事件。2012年12月に県警本部の留置場で自殺した主犯の角田美代子はいかにして、ありふれた5つの家庭に食らいつき、家族が互いに殺し合うような冷酷な犯行に及ぶことになったのか。また、被害者たちはなぜ、暴力と虐待に支配された地獄絵図のような家庭環境や、奴隷のような人間関係から逃げ出さなかったのだろうか。そして、鬼畜の所業を繰り広げた「不世出のモンスター」はどうして死んだのか。
知られざる事件の真相に迫る、超一級のノンフィクション!


一橋 文哉 (イチハシ フミヤ)
東京都生まれ。早稲田大学卒業後、全国紙・雑誌記者を経てフリージャーナリスト。本名など身元に関する個人情報はすべて非公開。1995年、月刊誌「新潮45」連載「ドキュメント『かいじん21面相』の正体」(雑誌ジャーナリズム賞受賞)でデビュー。グリコ・森永事件、三億円強奪事件、宮崎勤事件、オウム真理教事件など殺人・未解決事件や、闇社会がからんだ経済犯罪をテーマにしたノンフィクション作品を次々と発表している。




【著者紹介】
一橋文哉 : 東京都生まれ。早稲田大学卒業後、全国紙・雑誌記者を経てフリージャーナリスト。本名など身元に関する個人情報はすべて非公開。1995年、月刊誌「新潮45」連載「ドキュメント『かい人21面相』の正体」(雑誌ジャーナリズム賞受賞)でデビュー。殺人・未解決事件や、闇社会がからんだ経済犯罪をテーマにしたノンフィクション作品を次々と発表している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • やんちゃジジイ

    角田ファミリーという犯罪生活が永遠に続くとでも思ったのだろうか?人間は嘘をつき裏切る動物なのだから、いずれ裏切られるものだと思わなかったのだとしたら角田の知能は猿並みだ。留置場で自殺されたり、被害をここまで拡大させたのは警察当局にも責任があるだろう。ここでも警察の杜撰さが際立った。しかし読みにくい本だった。登場人物が多すぎるということもあるが、時系列も滅茶苦茶で他の事件が突然出てきたり、後述するだの前章で記しただの、この著者は文才がないと思う。清水潔氏を見習ってほしい。BOOKOFF行き確定。

  • 風眠

    角田美代子は、理想の家族が欲しかったのだと思う。たとえ寄せ集めの家族でも。本当の家族では満たされなかった穴を埋めるように、復讐するように、自分の居場所が欲しかったのではないかと思う。けれどそれはエゴだ。あまりにも極端すぎて間違っている。哀れだと思う、けれどありえない、許せない。角田美代子は逮捕後、留置所で自分で首を締めて自殺した。真相は闇に葬り去られてしまった。美代子を操っていた黒幕のM(ヤの人)、暴力団に情報を流していた警察と行政、金と欲。そういう裏社会が角田美代子に集約された。まだ何かありそうだけど。

  • 美登利

    北九州の事件の方は裁判記録などを読んで、虐待殺害方法や家族を支配していく状況に怖気を震いましたが、こちらは被害者が多すぎるし、その関係を説明するのも大変だからか陰惨な状況についてはそれほど書いてなかったように思えなんとか読了。首謀者の美代子の生い立ちやドンドン罪を重ねていく背景が恐ろしく、やくざやカルト集団の手口などを学習していたとは。それを教えたという黒幕の存在や警察関係の関与など怪しいところはもっと糾弾してほしいと思います。仁侠映画よりも酷い手口。美代子の怪死が何もかも隠してしまったように思えます。

  • みゃーこ

    複雑な構造で家族制度という価値観を根底から幻想に変えてしまうやり口。後味不気味。美代子のせいで、家族とは一体何なんだろうと向き合わざるを得なくなる。連日の会議で思考能力を低下させ、家族同士で暴力を強要し家族の秩序を崩壊させ洗脳を作り上げる手法は暴力団、犯罪組織、カルト教団に見られる手口と酷似。北九州市の事件との酷似と謎の人物Mの存在が気になる。人の持つひそやかな欲望を抑えて生きている、その心の隙へ美代子は巧みに情報をつかみ入り込んであっという間に侵食していく。

  • nonpono

    蔵書からメルカリで旅立つので。久しぶりの一橋先生。先生とはオウム事件からのお付き合い。うーん、複雑怪奇な事件である。1番は犯人のおばちゃんが拘置所で自分でタオルで首を絞め自殺したことかな。首吊りではないのだ。死ねるの?いや、だからこんな事件おこせるのかな。生と死に対しての異常な執着心。ほんと、登場人物が多すぎで、くらくらする。みんな、いつの間にかにおばちゃんにつけ込まれ、巻き込まれる。そこは犯罪といえどもおばちゃんは見事だ。平成時代に刻まれる大事件だが、被疑者死亡だもんな。事件も後味も悪い、そんな事件。

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