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ISBN 10 : 4774518913
Content Description
博覧強記の哲人経営者として、ネット界で知られる著者が、あの「鬼滅の刃」ブームに切り込んだ渾身の一冊。手塚治虫に物語のルーツを見たどり、さらに「神道」「儒教」「仏教」からの視線で日本人の心の琴線にふれる物語を読み解く。そしてコロナ禍の今、「鬼滅の刃」に隠れされた「先祖」と「祭り」のキーワードが浮かび上がる。かつて広告代理店のマーケティング・プランナーとして活躍し、現在は大手冠婚葬祭会社の社長を務める著者が、社会現象になった大ブームのメカニズムを完全に解き明かす。「鬼滅の刃」論の決定版!!
【目次】
まえがき 経済効果だけでは語れない大ヒットの本質
第1章 「鬼滅の刃」という事件
コミックはこう読んだ
●日本人の心に棲みついた「鬼」
●ルーツは手塚の三作品だった
アニメはこう観た
●描かれる「呼吸」と「痛み」
映画はこう観た
●観終わって浮かんだ疑問
●「夢」が果たす役割
●マネジメントやリーダーシップが学べる
最終巻の衝撃
●結婚をイメージしたハッピーエンド
●「死者」の気配
●高齢者へのメッセージ
第2章 「鬼滅の刃」の練習問題
●二〇二〇年の社会現象
●「鬼滅の刃」の展開
●「鬼滅の刃」の特徴
●アニメ配信がさらにブームを推進
第3章 「鬼滅の刃」が描く魂のルール
「鬼滅の刃」にみる日本人の精神世界
神道 「鬼滅の刃」が描く神の姿と神楽、そして命のつながり
【「神」について】
【ヒノカミ神楽】
【魂と転生】
【世代をこえて】
儒教 物語に息づく八徳?
【仁】 【義】 【礼】 【智】 【忠】 【信】 【孝】 【悌】
仏教 知足、因果応報思想と怨親平等
●死後観・人生観
【地獄】
【三途の川】
●知足
●因果応報
●怨親平等
先祖 混ざり合った日本人の「こころ」
祭り 祈りができなかった日本人
【著者紹介】
一条真也 : 1963年、福岡県北九州市小倉生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。作家。株式会社サンレー代表取締役社長。全国冠婚葬祭互助会連盟(全互連)前会長。一般社団法人全日本冠婚葬祭互助協会(全互協)副会長。上智大学グリーフケア研究所客員教授。九州国際大学客員教授・神道・儒教・仏教=日本人の「こころ」の三本柱を総合的に研究。その「かたち」を求める「平成心学塾」を主宰する。2012年、第2回「孔子文化賞」受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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ta_chanko
読了日:2021/10/09
いちろう
読了日:2022/03/03
oooともろー
読了日:2021/02/03
神谷孝信
読了日:2021/03/13
コジロー
読了日:2023/02/03
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