ヴラジーミル・クラヴディエヴィチ・アルセ

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デルス・ウザラ-森の人

ヴラジーミル・クラヴディエヴィチ・アルセ

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Product Details

Genre
：
Literature
ISBN/Catalogue Number
：
ISBN 13 : 9784905821281
ISBN 10 : 4905821282
Format
：
Books
Publisher
：
群像社
Release Date
：
June/2006
Release Country
：
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
ゲンナーディ・ドミトリエヴィチ・パヴリー, ヴラジーミル・クラーヴジエヴィチ・アルセーニエフ, ゲンナージイ・ドミートリエヴィチ・パヴリーシン, 岡田和也 ,  

Content Description

今も手つかずの自然がたくさん残るロシアの森。１００年前はほとんど誰も歩いたことのない森だった。そこを旅したシベリヤの名猟師デルスとロシアの探検隊の記録。シベリヤの現代画家が美しい絵を添えた絵物語。

【著者紹介】
ヴラジーミル・クラーヴジエヴィチ・アルセーニエフ : １８７９年、ペテルブルグに生まれる。陸軍幼年学校を出て軍務につき、１８９９年からヴラジヴォストークに配属された。調査隊を率いてロシア極東の探検をし、重要な学問的記録を残し、また作家として『デルス・ウザラー』に代表されるような自然の美しさと厳しさ、極東に生きる人びとの姿を描いた。１９３０年、ヴラジヴォストークにて没

ゲンナージイ・ドミートリエヴィチ・パヴリーシン : １９３８年、ハバーロフスクに生まれる。ヴラジヴォストークの極東美術専門学校を卒業後、ソ連科学アカデミー極東分院の研究室につとめ、民俗学のフィールドワークで２万枚のスケッチを描いた。その後、画集や本の挿絵でかずかずの賞を受賞するなど、国内外の高い評価を受けた。ハバーロフスク市の大会議場には１２平方メートルのモザイク画が飾られている。ロシア人民芸術家。ハバーロフスク在住

岡田和也 : 早稲田大学文学部を卒業後、ソ連輸入レコード専門店での勤務を経て、１９８９年からハバーロフスク在住。ロシア国営ラジオ放送公社「ロシアの声」ハバーロフスク支局特派員（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

（「BOOK」データベースより）

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Book Meter Reviews

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  • ochatomo

    読了日：2019/12/09

    題名は1900〜1910年頃極東シベリア探検の案内役となった少数民族の老人猟師の名前　探検隊長が著者のアルセーニエフ氏　ソ連科学アカデミー極東分院研究室に勤めたロシア人民芸術家パヴリーリン氏による絵と、ロシア国営ラジオ放送公社ハバロフスク支局特派員岡田和也氏の訳で、美しい絵本となった　野生動物や探検の厳しさが生き生きと伝わる　図鑑好きな子に薦めたい　2006刊　日ソ合作映画「デルス・ウザーラ」は黒澤明監督の「七人の侍」と並ぶ名作と知る

  • みさどん

    読了日：2016/07/23

    深いお話なのだが事実に忠実で日記のような文なので、大きな出来事も簡潔で、哀しみや感動があっさりと表現されている。森の案内人デルスと探検家アルセーニエフのシベリア行程を綴った絵本。昔の狩人と違って、猟銃一本でしとめてしまえるから、そこに哀しみがつきまとうような感じがしてしまう。きれいな挿絵は魅力。厳しい自然の中に生ける人々は尊敬に値する。

  • Ribes triste

    読了日：2023/08/30

    アルセーニエフとデルスの旅の物語が絵本になっていました。美しい自然と生き物たちの絵は圧巻です。パヴリーシンさんの画の力のすばらしさにため息がでました。愛蔵本にします。

  • 遠い日

    読了日：2022/05/31

    ごく簡略版ですが、これはこれでじゅうぶんに楽しむことができました。デルス・ウザラーの自然への畏敬が確かに伝わってきて、彼が「ヒト」と呼ぶ気象や動物や自然の事物を、自分と同じ地平に見ていることがよくわかる。極東シベリアの森林地帯の探検家の案内人となったデルス・ウザラー。賢く、勇敢で、足ることを知った人。パヴリーシンの精緻で美しい絵がすばらしい。森に戻り、愚かな人間どもに命を奪われたデルス・ウザラーの最期に息を呑みました。

  • ヨシモト＠更新の度にナイスつけるの止めてね

    読了日：2016/11/13

    アルセーニエフの原作を読んでイメージしにくかった、極東ロシアの自然、少数民族の服装、動植物などが、ハバロフスク出身のパヴリーシンの絵筆で鮮やかに展開する。東洋文庫で不満だった地図も詳細に出ており、副読本以上の価値がある良書。

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