ヴェロニカ・ベンホルト・トムゼン

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女の町フチタン メキシコの母系制社会

ヴェロニカ・ベンホルト・トムゼン

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784894340558
ISBN 10 : 4894340550
Format
Books
Publisher
Release Date
December/1996
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
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Book Meter Reviews

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  • いとう・しんご

    読友さんきっかけ。安里英子「琉球弧の精神世界」は戦前のヤンバルの母系社会を古老に聞き書きした興味深い論文を載せているけれど、本書は1990年代にバリバリ現役で生き延びていて、それどころか一党独裁の中で、政治的にも気を吐いていた母系社会の町のお話。読みながら物質的豊かさの中で失われてしまった「生活の質」とは何かをフチタンの女性たちは教えてくれようとしているように感じました。挿入されている彼女ら、彼らの写真も魅力的なので、それを見るだけでも楽しいです。

  • うえ

    母系制町の調査記録。「フチタンは人口十万にも満たない小さい町で、メキシコ南部オアハカ州の太平洋岸にある。…フチタンの市場で商品を売るのは女たちだけである。男たちは農民か漁師であるが、男はたとえば農産物、自分で育てたトウモロコシを女に渡す。…女はこのトウモロコシになんらかの付加価値をつけて、たとえばそれをトルティージャに焼いて売る。売った儲けは女のものだが、そのなかから男の生活の面倒は見なくてはならない…女は十五歳ともなれば一人前、商売を習い独立できる。ここで働く女は、職業と主婦を同時にこなす必要はない。」

  • つまみ食い

    母型社会であり、第3・第4の性がマチズモの国とみなされホモフォビアが強いとされるメキシコで存在する地域でのフィールドワークと分析。30年近く前の研究なので、今この社会はどうなっているのかが気になる。

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