ヴィンセント・m・フィゲレド

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心臓とこころ 文化と科学が明かす「ハート」の歴史

ヴィンセント・m・フィゲレド

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784759824049
ISBN 10 : 4759824049
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

「心臓」は本当にただのポンプなのでしょうか?
かつて人々は,心臓こそが知性や感情,魂の宿る場所だと信じていました.しかし,近代医学の発展とともに,心臓は脳に従属する単なる血液ポンプと考えられるようになりました.それでも,心臓は今なお愛や健康の象徴として強い影響を持ち続けています.
本書では,心臓専門医の著者が,古代から現代までの心臓に対する人類の認識の変遷をたどり,芸術・文化・宗教・哲学・科学における心臓の役割を解き明かします.さらに,最新の科学が明かす心臓と脳の関係や,心臓医療の進歩についても詳しく解説.
本書を読めば,あなたの心臓に対する見方が変わるかもしれません.

【著者紹介】
ヴィンセント・M.フィゲレド : 30年にわたり循環器内科医およびフィジシャン・サイエンティストとして活躍。アインシュタイン・メディカル・センターフィラデルフィア循環器内科医長やトーマス・ジェファーソン大学医学部教授を含め、学術医学、医学研究、教育、個人開業、上級病院経営など幅広い経験をもつ。200以上の科学論文を発表し、数多くの医学・科学雑誌の査読者でもある。心臓が傷害、アルコール、ストレスにどのように反応するかについて研究をしている

坪子理美 : 翻訳者。1986年栃木県生まれ。東京大学理学部生物学科卒業、大学院理学系研究科生物科学専攻博士課程修了。東京大学ライフイノベーション・リーディング大学院修了。博士(理学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • やすらぎ

    拍動する心臓が命を意味する。古代、脳よりも重要な臓器であると考えられていた。すべての血は心臓の支配下にあり、絶え間ないものであり、魂までもがあると。感情が昂れば鼓動は響き、生を実感するのだから。否、心臓ではなく脳が体の指揮官である。心臓は魂の座ではないと。真実はどちらなのだろう。脳さえあれば本当に人格は継げるのか。生命はそんなに単純ではないだろう。臓器は根拠と実験により確認することができるが、そうできないものをこれから人類はどう解明していくのだろう。静かな夜は自らの鼓動を感じる。人体は改めて不思議である。

  • Scotts

    心臓専門医の著者による本だが、心臓について医学面のみならず、歴史、文化、宗教面などからも心臓がどう捉えられ、扱われてきたかについて解説されている。今まで考えもしなかったが、現代では愛や心を表すハートマーク(♥)は心臓の形を模したものであり、それは心臓に気持ちが宿っていると考えられていたことに由来するということや、最新の医学では脳と心臓が相関していると考えられていること(腸脳相関と似ている)など、個人的には興味深かった。

  • Sosseki

    心臓と心についてのうんちく満載の本だった。楽しかった。古代エジプトのミイラ作製、ギリシャ、ローマの科学者の解剖や知識には改めて驚いた。死が身近だったことや、動物の解体等現代よりも身近な技術だったろうが。ルネサンスの科学者達の苦労、レオナルドダビンチの功績が何百年も知られていなかったのも初めて知った。頭では分かっても、気持ちがついていかないとかあるが、実は脳よりも心臓が優先なのかも。

  • Ryo Sogawa

    心臓の科学史と文化史。

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