ヴィルヘルム・エマヌエル・フォン・ケッテ

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自由主義、社会主義、キリスト教

ヴィルヘルム・エマヌエル・フォン・ケッテ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784771017573
ISBN 10 : 4771017573
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2006
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

一八四八年から一八七五年までの時期のケテラーの講演と説教を翻訳し収録。

目次 : 第1章 フランクフルト追悼演説―一八四八年九月十八日の暴動で殺戮された犠牲者のための追悼演説/ 第2章 自由と社会問題について―第一回カトリック教徒大会における一八四八年十月四日の即興演説/ 第3章 キリスト教所有権思想について―マインツ大聖堂における一八四八年の待降節第一説教/ 第4章 キリスト教労働者運動のマグナカルタ―リープフラウエン・ハイデにおける一八六九年七月二十五日の演説/ 第5章 工場労働者のための教会の支援活動―フルダ司教会議における一八六九年九月五日の報告/ 第6章 自由主義、社会主義、キリスト教―第二十一回カトリック教徒大会における一八七一年九月十一日の基調講演/ 第7章 真の自由とその危機について―第二十三回カトリック教徒大会における一八七五年九月一日の基調講演/ 訳者付論

【著者紹介】
桜井健吾 : 1946年兵庫県姫路市生まれ。1969年神戸大学経済学部卒業。1972年ドイツ・ボーフム大学博士課程(‐75年)。南山大学経済学部教授。経済学博士。専門は西洋経済史、特にドイツ産業革命史。ケテラー研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • ヨセフ

    キリスト教社会論の学祖フォン・ケテラーの理論的到達点を理解する上で読み込んでおくと良い本だ。「労働者の司祭」とまで持て囃された著者の頑迷固陋な自由主義=社会主義批判の精神が現代の主要なキリスト教諸政党に地下水脈の如く継承されている事実を理解しまた批判的考察を加える為には、近代的な自由主義者や社会主義者は本書を導き手に西欧政治の勢力図を学習すべきだろう。 余談だが、第一次対戦前夜のオーストリアでは反資本主義・反セム主義を掲げたキリスト教社会党が社会民主党と蜜月関係にあったことは両党の黒歴史である。

  • 主にキリスト教を中心に書かれている。どのような危険に注意すべきかについて書かれており、早婚や飲酒癖について挙げられている。飲酒癖に関しては、居酒屋へ頻繁に出入りして友人と喜びを分かち合い仕事の鬱憤を晴らすことで労働者の状況の改善に努めている各国の確信が最大の危険のひとつであるとしている。パリ万国博覧会の審査委員会は悪習を除去するための措置として居酒屋の撤去などを提案している。労働や平等に対する社会のあり方について述べられている。

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