氷超人

北極圏をショートパンツ１枚でフルマラソン、氷の張った湖を泳ぎ、決して病気にならない男…信じられないが、最新科学が証明した超人になるシンプルな呼吸法。

目次 : １　コールド・トレーニング（なぜ、プール通いを始めた子どもが風邪ひとつ引かなくなるのか？/ 体内に張り巡らされた血管という「交通網」を活用せよ　ほか）/ ２　呼吸エクササイズ（やってみよう―自分の呼吸数を確かめる/ 薬を使わず、その場で血圧が下がる最もシンプルな方法とは？　ほか）/ ３　覚悟を決めた真摯な取り組み（北極圏で４２・１９５キロメートル走る。ショートパンツにサンダル姿で/ フルマラソンのためのトレーニングを１秒もせずに完走　ほか）/ ４　徹底検証ヴィム・ホフ・メソッド（ヴィム・ホフが「自律神経系を操れる」と初めて医師が認めた瞬間/ ウイルスや細菌さえも克服できる驚異の可能性　ほか）/ ５　ヴィム・ホフ・メソッドの実践者たち（ヴィム・ホフ・メソッドは誰の役に立つのか/ 高血圧　ほか）

【著者紹介】
ヴィム・ホフ : １９５９年、オランダ生まれ。極寒に耐えられる能力を活かし、現在２０もの世界記録（北極圏でのハーフマラソンのタイムや、氷の詰まった浴槽に居続けられる時間など）を保持しており、その様子がＢＢＣにも取り上げられＴＥＤで語られた。こうした偉業のほか、人体への効果が科学的に証明されたヴィム・ホフ・メソッドの考案者として世界中の何万もの人々に感銘を与え、「呼吸エクササイズ」と「コールド・トレーニング」の実践を通して、彼らが失いかけていた生命力を取り戻させてきた

コエン・デ=ヨング : アムステルダム在住。呼吸とランニングに関する６冊の著書があり『マラソン革命（Ｍａｒａｔｈｏｎ　Ｒｅｖｏｌｕｔｉｏｎ）』はオランダでベストセラーになった。ヴィパッサナー瞑想の実践者でもある。ヴィム・ホフに出会って以来、寒中水泳を楽しむようになった

小川彩子 : 学習院大学大学院人文科学研究科哲学専攻博士後期課程単位取得退学。翻訳者。技術文書の翻訳や翻訳書の編集などに携わっている（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）