Books

地衣類、ミニマルな抵抗

ヴァンサン・ゾンカ

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784622096511
ISBN 10 : 462209651X
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

世界の縁に身を置き、抵抗の姿勢を崩さない生物である地衣類。その環境詩学を東西の文学や思想と現代アートに見出しそこに共生の思考をさぐる挑発的な批評。

目次 : 第1部 ファーストコンタクト(はじまり/ 冬/ 憎まれ役/ 科学への挑発―地位の保全、横並びの脱却/ 慣習と迷信/ 地衣類のエロス)/ 第2部 記載し、命名し、表象する(具象化への挑発/ Music=mushroom/ 極東、コケとワビ−サビ)/ 第3部 環境詩学―生の力と抵抗(荒地性/ ルソーの散歩/ センチネル種/ 「太陽の地衣と蒼穹の鼻汁」/ 「スバルバロの国」の土蛍/ 生態学的予兆/ 弱さ、抵抗/ 現代の「詩的倫理」/ 「弱者の蜂起」/ 微小生育地)/ 第4部 共生の思考に向けて(地衣類のポリティクス―共生の起源に戻って/ キマイラ、吸血鬼、その他よくある怪物/ 「第三の場所」/ 共に住まう)/ 反歌 小さな胞子

【著者紹介】
ヴァンサン・ゾンカ : 1987年ディジョン生まれ。作家、美術評論家。リヨン高等師範学校で比較文学の博士号を得る。現在、在カナダ・フランス大使館の文化担当官。2021年1月、エマヌエーレ・コッチャが序文を寄せた本書を出版。文化や知識(哲学、人類学、植物学、都市計画、文学、現代アートなど)を組み合わせることで、エコロジーと人新世の現状を考察している。とりわけ「無視された生物多様性」、共生、里山、野生種、都市の自然に関心を持っている

宮林寛 : 1957年生まれ。慶應義塾大学文学部教授を経て同大学名誉教授。専門は19世紀フランス詩とベルギー仏語文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Recommend Items