ヴァレリー・ハンセン

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自壊する世界(仮)Php新書

ヴァレリー・ハンセン

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784569851150
ISBN 10 : 4569851150
Format
Books
Publisher
PHP
Release Date
December/2021
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

新型コロナウイルス感染症は、世界にさまざまな歪みをもたらしている。各国政府による大規模な財政出動は、富める者と貧しい者の格差を再拡大させ、医療の専門家による感染対策の提言は、経済、社会活動への配慮が不十分だと受け止められ、人びとの不満を強める結果となった。先のみえない不安のなかで、偏見、ステレオタイプによる暴力的行為が蔓延し、荒唐無稽な陰謀論が拡散されている。グローバリゼーションや資本主義、自由政治といった近代を特徴づけてきた制度は、はたして今後も続くのか。8人の碩学に問う、人類を取り巻く残酷な未来と現代への警鐘。

目次 : プロローグ―人類の未来は明るいか/ 1 アジア人への暴力と憎悪の民主化(ブライアン・レヴィン)/ 2 「ファンタジーランド」と化すアメリカ(カート・アンダーセン)/ 3 北朝鮮の核攻撃に弱い国はどこか(ジョージ・フリードマン)/ 4 自由主義的覇権は幻想だった(イワン・クラステフ)/ 5 パンデミックが加速させた米欧の分断(アダム・トゥーズ)/ 6 外国貿易反対派の抗議の歴史(ヴァレリー・ハンセン)/ 7 健常者優位主義を乗り越えられるか(ジョージ・エストライク)/ 8 地球の大都市が化石になる日(デイビッド・ファリアー)/ エピローグ―パンデミックがもたらした壮大な実験

【著者紹介】
大野和基 : 1955年、兵庫県生まれ。大阪府立北野高校、東京外国語大学英米学科卒業。79〜97年渡米。コーネル大学で化学、ニューヨーク医科大学で基礎医学を学ぶ。その後、現地でジャーナリストとしての活動を開始、国際情勢の裏側、医療問題から経済まで幅広い分野の取材・執筆を行なう。97年に帰国後も取材のため、頻繁に渡航。アメリカの最新事情に精通している。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • black_black

    コロナ進行中の現世界について8人の識者へのインタビュー。ヘイトクライム、パンデミック、脱グローバリゼーション、優生思想、階級社会と対立など、全世界横断的に抱えるテーマが多く興味深かった。日本に住む一個人としてアメリカと中国の動向に無頓着ではいられないという思いをより一層強くさせられた。

  • muny

    大野さんの読んだ本の著者へのZOOMインタビュー集。専門家は専門のことしかわからない。

  • Go Extreme

    アジア人への暴力と憎悪の民主化: 予防の観点が抜けていた 「ファンタジーランド」と化すアメリカ 北朝鮮の核攻撃に弱い国はどこか: アメリカは危うくなるのも再生するのも速い 自由主義的覇権は幻想だった: パンデミックで人びとの死に対する意識が変化 パンデミックが加速させた米欧の分断: 経済回復には金融政策に加え、大規様な財政政策が必要 外国貿易反対派の抗議の歴史: 一帯一路構想で覇権を狙う中国の拡張主義 健常者優位主義を乗り越えられるか 地球の大都市が化石になる日: 数万年後は道路は残っていない

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