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ISBN 10 : 4810530035
Content Description
目次 : ■第1章: チェロ奏者と演奏流派 / イタリア/フランス/英国/オーストリア/ドイツ/東欧 / ■第2章: ヴィオロンチェロ、弓、記譜法の発達 / ヴィオロンチェロ/フィッティング/弓/記譜法 / ■第3章: 弓の持ち方と楽器の構え方 / アンダーハンド・グリップ/オーバーハンド・グリップ / ロンベルクの弓の持ち方/独奏のための楽器の構え方 / 伴奏のための楽器の持ち方/斜めにした左手の置き方 / 直角にした左手の置き方/親指ポジション用の構え方 / ■第4章: フィンガリング技法の発達 / 1785年以前の親指を使わないフィンガリング概念 / 親指を用いないフィンガリングの1785年以降の考え方 / 親指ポジション−−基礎の確立 / 親指ポジション−−限界の拡張 / ■第5章: ボウイングの方法とその実践 / ダウンボウの規則/デタッシェ/スラー / スラーとデタッシェの組み合わせ/アルペジオ/バトリ / ブリジュア/バリオラージュ/オンデッジアンド/ピケ / ポルタート/スタッカート/マルテレ/ソティエ / スラー・トレモロ/ダブルストップ/複数弦コード / ■第6章: 特殊効果 / ダイナミクス/ハーモニクス/ピッツィカート / スコルダトゥーラ/コン・ソルディーノ / スル・ポンティチェロ/オンデュレ / ヴィブラート/ポルタメント / ■第7章: 装飾音のきまり / トリル/連続シェイク/アッポジャトゥーラ / モルデント/ターン/即興演奏 / ■第8章: 伴奏の奥義 / 伴奏の伝統の形成過程/リズム、拍節、テンポの統制 / 適切な音の実現/装飾音は?/和声に関する規則 / レチタティーヴォの伴奏 / ■第9章: 美学とスタイルの諸要素 / 「よい」音楽の目的 / どうやって「よい」音楽を実現するか / 「よい」音/「よい」演奏、「よい」娯楽
【著者紹介】
ヴァレリー・ウォルデン : アメリカ合衆国のチェロ奏者、研究家。ニュージーランドのオークランド大学より音楽学の博士号を取得、現在は米国カリフォルニア州のセコイア・カレッジにてチェロ講師を務める。独奏・室内楽・管弦楽などで活発に演奏活動を継続している。『チェロの100年史―1740年〜1840年の技法と演奏実践』以外にもニュー・グローブ音楽辞典で32項目を、また専門誌に多数の記事を執筆している
松田健 : 関西外国語大学教授(社会学)。現在バロックチェロを懸田貴嗣に師事。1980年代には関西楽壇でフリーランス奏者として広範に活動、1990年代前半には米国マサチューセッツ大学アマースト校のPerforming Arts Divisionでチェロ講師を務めた。日本社会学会、日本音楽学会、日本ポピュラー音楽学会、およびAmerican Sociological Associationに所属(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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