ヴァルター グロピウス

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バウハウス工房の新製品 新装版 バウハウス叢書

ヴァルター グロピウス

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784805510575
ISBN 10 : 4805510579
Format
Books
Release Date
October/2019
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

バウハウスが工業のためのデザインを追求し始めた1922年頃から24年までの家具工房、金属工房、織物工房、陶器工房の作品集。工業製品時代における実用品の価値はその普遍的な「機能」にあるとし、大量生産に適した「原型」を追求したのである。バウハウスの手工芸から工業デザインへの移行期の記録であり、デッサウ移転後に確立されるバウハウス製品の原点となった。

【著者紹介】
ヴァルター グロピウス : 1883‐1969。ドイツ・ベルリン生まれの建築家。1903年、ミュンヘンの工科大学で建築を学び始める。1908年よりペーター・ベーレンスの事務所で助手として勤務、その後自身の建築事務所を設立し、ファーグス靴型工場(1911)、ケルンのドイツ工作連盟展における事務所およびモデル工場(1914)を、パートナーのアドルフ・マイヤーと共同で設計する。1914年から18年まで第一次世界大戦に従軍。1919年、旧ザクセン大公立美術大学と工芸学校を合併し、「ヴァイマールの国立バウハウス」を創設して、初代校長を務める。1925年にヴァイマール・バウハウスは閉鎖、デッサウに移転し、そこでバウハウスの校舎と親方の住宅(1926)のほか、デッサウ市郊外テルテンの住宅団地(1926−28)の設計を行い、名声を高めた。1928年、バウハウスの校長を辞任、ベルリンに移り、建築家として活動を続ける。ナチス台頭に伴い、イギリスを経て、1937年にアメリカへ亡命、ハーヴァード大学建築学科の学科長に任命される。多くの個人住宅を設計した後、1946年、若手建築家を集めてTAC(The Architects Collaborative)を編成し、ハーヴァード大学院センター(1948−50)アテネの米国大使館(1959−61)などをTACと共同で設計した。1969年、ボストンで死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Don2

    前からバウハウスのデザインが気になっており、一つ読んでみるかと。当時ドイツは手工業から量産への過渡期だったらしく、その時代の要請からよりシンプルで量産に向き、それでいながらモノの機能の本質がとらえられているデザインが求められたとの由。こうしてみると、北欧の家具デザインがミニマルとは言われながらも、やはりドイツのそれとは詰め方が異なるのがよくわかる。北欧のはあくまで手工芸の有機的美しさであり、バウハウスは研ぎ澄まされた冷たさみたいなものがある。かっこいいと思うけど、住もうとは思わないもんね。

  • roughfractus02

    象徴的装飾部分(マッス)を廃して機能と大きさ(ボリューム)を重視したバウハウス建築(A・マイヤー)同様、工業生産可能な「製品」となるべき作品には、機能的であるその「本質」に、丈夫で安価で美しいという要素を持つ必要がある、と著者はいう。本書は工業製品化を目指す1924年までのバウハウスの各工房(家具、金属、織物、陶器、木工・石彫、壁画、ガラス、印刷、舞台)と2科(宣伝、建築)の「製品」を解説なしの写真のみで「紹介」する。円と方形からなる製品の原型としての作品は大量に複製可能なフォルムに「標準化」されている。

  • 元気伊勢子

    バウハウスが知りたくて読んでみた。「暮らしの手帖」という雑誌があるが、これもバウハウスを参考にしたのだろうか?バウハウスの物は、どんな物もとても簡素な作りで装飾が一切ない。これらのデザインが現代社会にも息づいていると思うととても感慨深い。

  • minochan

    「ものはその本質によって決定される。ーひとつの容器、椅子、家屋のようなーものをほんとうに機能的に働くように造形するためには、まずその本質を探求しなければならない。なぜなら、ものはその目的を実現すべきである、つまり、その諸機能を満足させ、丈夫で、安価で、そして『美しく』あるべきだからである」というモットーをかかげる、無印良品の元ネタみたいな組織バウハウスの商品写真集。19-20世紀のこういうノリ (統一化やモデル化への欲求、主観の排除) って、どういう経緯で醸成されてきたんだろう?その辺を語ってる本を探そう

  • kaz

    「バウハウス工房の新製品」とはどういうことかと思って手にとったが、バウハウス創設100周年に当たり、1990年代に出版されたバウハウス叢書の新装版が刊行されたもの。製品そのものは、1922年頃から24年までの家具、金属製品、織物、陶器。実用品ながら、当時の先端的なデザインが感じられる。

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