ヴァネッサ・モンタルバーノ

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東京クラッシュ 男は星の数ほどいるけれど ハーパーコリンズ・ノンフィクション

ヴァネッサ・モンタルバーノ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784596537195
ISBN 10 : 4596537194
Format
Books
Release Date
March/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

外国で現地のことばを話せるようになる近道は恋人をつくること―。ワーキングホリデーで東京にやってきたヴァネッサは、マッチングアプリで日本男子との出会いを重ねる。刹那の恋、未遂の恋、本気の恋、スワイプするたび見えてきたのは、この街独特のデートのお作法や恋愛のルール、結婚観、女子の楽しさ生きづらさで…。フランスで話題を呼んだエッセイ。

目次 : 東京デビュー/ 居酒屋バイト/ 驚くべきティンダーワールド/ デートのテクニック/ 僕の彼女はフランス人/ シャイな男たち/ 告白のあとさき/ ラブホテル/ あなたのタイプは?/ 夢をかなえる男/ 完璧な彼氏になるためのマニュアル/ プロ彼氏/ ホストクラブ/ ROLAND/ ターゲット攻略法/ レディの日本語/ 弁当と女子力/ 賞味期限切れ/ ギャップ萌え/ 結婚するか、しないか…/ 婚活あれこれ/ 添い寝は裏切り?/ セックスレス/ おひとり様/ アダルト天国/ わたしの物語

【著者紹介】
ヴァネッサ・モンタルバーノ : パリでファッションを学んだのち、フリーランスのコピーライターとして働きながら資金を貯め、2017年に1年間のワーキングホリデー・プログラムで来日。以来、愛犬エドガーとともに東京で暮らす

池畑奈央子訳 : フランス文学翻訳家。筑波大学比較文化学類卒、ロンドン大学修士課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 本の蟲

    「外から見た日本」が気になる典型的日本人なので、幕末明治のお雇い外国人の日誌・昭和から現代までの外交官やその身内の日記・戦中戦後日本の分析本・旅行者、滞日経験者の見聞記等色々読んでいる。本書は日本在住5年目のフランス人女性による、日本人男性とのデート事情や恋活本。軽い読み物なのは承知していたが、素人のブログをそのまま文字起こししたような薄い内容。あとやたらホストのローランド推し。上下の余白が目立つ1行36文字の文面は頁数の水増しにしか見えない。1/3程度の薄い冊子にできただろうに…

  • Melody_Nelson

    在日フランス女子の著者が知り合った日本男子についての話を中心に、日本の最近の社会や文化などを考察する。日本人の私でさえ初めて知ること多々。特に風俗店(サービス)についてなど、ゾッとしたり…。読んでいて、彼女が「自分は共感できない」とする事象には私も納得することが多かった。あと、外国語を習いたての頃に、自分が幼稚なことしか言えないのに苛立ったことにも激しく共感(経験あり)。意外だったのは、ホストの帝王?ローランドを評価しているところ。で、なぜ彼女は日本にいるのだろう。そんなに評価してるとも思えないのだけど。

  • dzuka

    フランスから東京に移住したフランス人女性の人間探訪記。 マッチングアプリを駆使して日本人男性と出会い、その癖と傾向を分析し、指摘していく。その舌鋒の鋭さには、確信をつくものが多くたじろかされる。 こう振舞うとか、こう発言するとかの決まりごとの多くを、違和感なく身に着けてしまっている者として、その奇異さに気づかされる。 この著者のように同じ文化的背景にない人を前にしたときの対応力のなさについては、言い訳のしようがない。 空気を読む力より、異文化に対応できる力がもてはやされる時代は近いのはないかと思えた。

  • 海外出身、日本に来て長い方から見たリアルな日本。おもしろかった。

  • 完敗

    原著はフランスで出版。東京在住の「昭和」63年生まれのフランス人女性が自身の日本でのデート歴などを基に日本の恋愛・婚活事情及びそれに関わるちょっとした日本社会論を軽いタッチで説明している。ホストのROLAND推しが面白かったが、フランス人読者はどう思っただろうか。著者は「ローランドの中に自分自身を見ているだけ」だと。エピローグ最後の一文「わたしはワンランク上の幸福を手に入れたような気がした」ということで大団円。

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