Beyond Horizons : Liv Migdal(Vn)Mario Haring(P)

2016年にはベルリン・フィルとも共演、
ドイツ・ヴァイオリン界を支えるリフ・ミグダルによる
フェミニズム運動の巨頭女性作曲家のスター、エセル・スマイスと
その周辺の作曲家たちの旋律美にあふれるヴァイオリン作品集

すでに東京フィルや大阪フィルと共演して好評を博した、1988年ドイツ・ヘルネ市出身のミグダルですが、2016年にはベルリン・フィルとも共演を果たし、今や押しも押されぬドイツを代表するヴァイオリニストのひとりとなりました。
　このアルバムは女性作曲家の代表的スター、デイム・エセル・スマイス[1858-1944]と、同時代人でその親友である女性作曲家・ヴァイオリニストのアマンダ・マイエル[1853-1894]（レントヘン＝マイエル。スウェーデンで生まれ、ライプツィヒ音楽院でライネッケに学ぶ、オランダの大作曲家ユリウス・レントヘンの夫人）と、女史の意外な友人でもあるグリーグ[1853-1894]の作品をとりあげておりますが、実に各楽曲とも信じがたい美しさにあふれた名曲でありました。現代音楽に疲れた我々の耳に美しい旋律が刺さる貴重なアルバムと申せます。（輸入元情報）

【収録情報】
● スマイス：ヴァイオリン・ソナタ イ短調 Op.7
● レントヘン＝マイエル：ヴァイオリンとピアノのための6つの小品
● グリーグ：ヴァイオリン・ソナタ第2番ト短調 Op.13

　リフ・ミグダル（ヴァイオリン）
　マリオ・ヘリング（ピアノ）

　録音時期：2024年4月20-23日
　録音場所：ブレーメン放送、ゼンデザール
　録音方式：ステレオ（デジタル）