Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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• 兎乃

  読了日：2015/10/05

  ブラッドベリの作品にも その名が登場するアイズリー博士は実在の人物。謙虚で静寂、ある種の暗さに覆われながらひとつの言葉が何層にも何重にも意味を重ね拡大していく。理系・文系を問わず多くの賞に輝いたアイズリー博士の自伝的詩的エッセイ。揺らぐ根拠のない不安に震える夜、この一冊は 荒野で与えられた毛布のようだった。

• OZAC

  読了日：2017/02/05

  暗がりの中でろうそくを一本灯した時のあのほのかな温かみのある明かり。彼の言葉はそんなイメージです。

• cochou

  読了日：2019/06/29

  インディアンに殺された伯母の頭蓋骨をずっと持ち続ける男。発掘場所にあった鳥の卵をどけることが出来ずに発掘を諦める。嵐の後、傷ついて死を待つカモ。粘土で作った頭蓋骨を祖母に焼いてもらって廃屋に陳列する。印象的なエピソードがちりばめられる。 抽象的な部分はピンと来ないことが多かった。詩的表現と受けとめればいいのかもしれないがちょっと乗れませんでした。

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