ローラ・インガルス・ワイルダー

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農場の少年 インガルス一家の物語5

ローラ・インガルス・ワイルダー

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784834018165
ISBN 10 : 4834018164
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2003
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

9歳のアルマンゾは、学校へ行くよりも父さんの農場の手伝いをして、牛や馬と一緒にいるほうが楽しかった。子牛を訓練したり、すばらしく大きなカボチャを実らせていくうちに、父さんと同じ農夫になる決心をする。

【著者紹介】
ローラ・インガルス・ワイルダー : 1867年、ウィスコンシン州に生まれ、少女時代を家族とともにきびしい開拓生活のなかでおくる。60歳をすぎてから、幼いころの思い出をもとに『大きな森の小さな家』『大草原の小さな家』など、自伝的な物語を書きつづけた。1957年没

ガース・ウィリアムズ : 1912年、ニューヨークに生まれ、イギリスで美術を学ぶ。41年にアメリカにもどり、「ミス・ビアンカ」のシリーズなど、たくさんの童話や絵本の絵をてがける。1996年没

恩地三保子 : 1917年、東京生まれ。50年代から、ミステリーと児童文学を中心に翻訳をはじめる。1984年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ぶんこ

    ローラの夫となるアルマンゾの少年時代が描かれていました。家族経営ながら規模の大きな農場を営む生活ぶりが丁寧に描かれていて興味深かったです。町での体力的には安易な生活と、自然を相手の厳しくも精神的に自由な生活の違いも考えさせられました。ちょうど江戸城無血開城の頃の時代なのだと思うと、より感慨深い。町のお祭りでの買い食いシーンでの5セントの価値の話にジ〜ンとなり、大金の入ったお財布を拾ったエピソードでもジ〜ン。お金は労働の対価であると子供の頃に教わる大切さを実感。一か所に根を下ろすアルマンゾの父を尊敬する。

  • はる

    将来ローラの夫となるアルマンゾの少年時代の物語。腕白だけれど賢くてとてもいい子。いつもお腹がペコペコなのが可笑しい。育ち盛りだものね。当たり前だけれど、ローラの家族とはかなり雰囲気が違います。ローラの両親が素晴らしいだけに、突然子供たちを残して1週間も休暇に出かけてしまう両親にはちょっと違和感を感じてしまう。当時の農家の暮らしが詳しく描かれていて面白かったです。紅茶を受け皿で飲む父親を「品が無い」と娘が気にしますが、そういえばアニメの「赤毛のアン」でもマシュウがこうやって飲んでいたのを思い出しました。

  • シュシュ

    再読。ローラの夫のアルマンゾの10歳の頃の話。自分の牛や豚の世話をし、自分のかぼちゃを育て、家の農場の仕事を手伝う。ただの家の手伝いでなく、一人前に自分の家畜や野菜を与えられるのがいいなあと思う。子どもながらに責任を持って仕事をし、親もできるだけ手を貸さずに見守っている。こんなふうに育てられると、しっかりした若者になるのだと思う。今の日本の子たちは一人前に育つ機会があるのだろうかと思ってしまう。農夫という仕事に誇りを持っているアルマンゾのお父さんがかっこいい。

  • 縄文会議

    後にローラの夫となるアルマンゾの子供時代の話。東部の家は立派な農場で食べ物も豊富でおいしそう、ローラの家と比べると余裕がある。アルマンゾは楽しそうだな、と思ったら一方で農場の労働力として子供でもすごく働かされていた。色々と当時はこんな感じだったんだなあと興味深い。大きな事件はなく農場の暮らしが描かれるが、ラストでささいな事件がおきそこから両親の本音や価値観が見えてくる。このアルマンゾがなぜ西部に?気になってきました。

  • 絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく 

    12月予定の4・6年生のブックトーク授業【テーマ 冬休みに読んでみよう】用に選書。作者の夫アルマンゾの少年時代の実話をもとに書かれた本。大草原の小さな家のローラの夫、アルマンゾの少年時代として書かれています。【インガルス一家の物語全5巻ー第16回児童福祉文化奨励賞】

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