ローラ・インガルス・ワイルダー

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大草原の小さな家 福音館文庫

ローラ・インガルス・ワイルダー

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784834018134
ISBN 10 : 483401813X
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2002
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

「大きな森」をあとにして、インガルス一家は広々とした大草原での新しい土地を求め、インディアン・テリトリイへ幌馬車で旅立つ。いくつもの州を抜け…。ローラ6歳から7歳までの1年間の物語。

【著者紹介】
ローラ・インガルス・ワイルダー : 1867年、ウィスコンシン州に生まれ、少女時代を家族ともにきびしい開拓生活のなかでおくる。60歳をすぎてから、幼いころの思い出をもとに『大きな森の小さな家』『大草原の小さな家』など、自伝的な物語を書きつづけた。1957年没

ガース・ウィリアムズ : 1912年、ニューヨークに生まれ、イギリスで美術を学ぶ。41年にアメリカにもどり、「ミス・ビアンカ」のシリーズなど、たくさんの童話や絵本の絵をてがける。1996年没

恩地三保子 : 1917年、東京生まれ。50年代から、ミステリーと児童文学を中心に翻訳をはじめる。1984年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • ぶんこ

    胸ワクワクする大自然との共存の開拓民の物語の2巻目と楽しみに読み出したら、考えさせられる物語でした。人が増えたからといって、親族からも離れて未開の地は行く一家。あわや一家全滅の場面もあり、犬のジャックが行方不明の時には大泣き。過酷ともいえる生活の中でも潤いを大事にして、きちんとした生活を整えるキャサリンに敬服。そのキャロラインがインディアンの事を子どもに悪く言うのに驚かされました。このあたりから、辛い読書になりました。子どもは何も知らない、悪くないけど、ローラがインディアンの赤ちゃんを欲しがるのに驚愕。

  • はる

    大きな森の家を離れて大草原で暮らし始めた家族。インディアンが突然現れたり、家族全員が病に倒れたりして、ハラハラする出来事の連続。前作ではほのぼのと楽しい雰囲気だったのに、今作では常に緊張感があってピリピリした感じ。それでも素朴な生活や愛らしい野生の動物たちの描写は素晴らしく、羨ましい。一年間暮らした後の結末は意外なものだったけれど、前向きな家族の逞しさにホッとする。

  • sui

    子供の頃何度か読んだシリーズ。親になって読んでみると、父さんと母さんの逞しさに圧倒させられる。何かあった時のための保険、保障・・・今と違いそんなもの何も無い時代に、自ら新天地を求め旅立ち、全てを作り上げるそのエネルギーと前向きさ。そしてローラの両親に対する信頼度の深さ。例え荒野の中での野宿でも、ドア、窓ガラスのない家の中でも父さんがいてくれたら大丈夫。そう思わせる強さってすごい。そしてどんな時でも美味しい料理を作ってくれる母さんの温かさ。美味しそうな料理の出てくる本ベスト1は、やっぱりこのシリーズ!

  • そらお

    何年ぶり、いやウン10年ぶりの再読。子供の時の感動とは別の新鮮な気持ちで読めた。何でも自分達で作りあげる彼ら、そして潔く明日を見つめて生きていける彼ら。なんとも羨ましい。生き方も身の回りも全てシンプルなんだけど、そこには豊な心があって決して味気のない生活ではないのだ。見習いたいものだ。

  • 朝比奈さん

    大草原で家作りー。っていうと聞こえはいいけど、今になって読み返すと、白人至上主義が鼻につくなあ。時代的なもので仕方ないんだけどさ。赤ん坊を欲しがるくだりとか。人形じゃないんですよ、人様のお子です!

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